2024年3月13日(水)、徳山湾と笠戸湾を分ける周南市の大島半島の稜線を、太華山(たいかざん、362m)、牧ケ岳(286.3m)、水谷山(280.3m)と歩いた。
北の登山口(華西小踏ルート)から南の登山口(庄の浦ルート)まで、約6.6km(歩行時間 約3時間30分)。
登山開始は、9時45分。
山頂近くに、水神、弘法大師、修験道などの八百万の仏神が鎮座していた。
太華山(362m)
山頂では、西に徳山湾。沖には、人間魚雷回天の訓練基地があった大津島、その左向こうに
伊集院静の「機関車先生」の舞台となった野島が見える。
東に笠戸湾と笠戸島。
牧ケ岳(286.3m)・水谷山(280.3m)
いずれも展望がない。
3時間歩いて着いた獅子岩の上で、東の笠戸島を見ながら、昼食を取った。
半島は、伊豆半島のように先端が丸い形をしていると勝手にイメージしていたが、違っていた。
大島半島は、イカのような形で、目の前に足の付け根部分の大きな湾が広がっていた。
山道沿いには、灰白色の樹皮をしたヤブツバキがいたるところにあったが、ほとんど花が咲いていない。柿のような果物に、凶作・豊作があるのは知っていたが、ツバキにもあるらしい。今年は凶作(裏年)の年だろうか。
登山開始後約4時間。13時54分、南の登山口に着いた。標準的な歩行時間だった。82歳の方もおられるが、大した登山メンバーだ。
2024年3月7日(木)、呉市焼山団地の外周を取り囲む八つの山々「焼山八景山」のひとつ、大庭山(おおばんやま、317.8m)に登った。登山口の神山峠(じんやまとうげ)に着いたのが、7時半に自宅を出て、3時間半後の11時。新幹線なら、名古屋は過ぎてるよねと言いながら登った。1月に登った烏帽子岩山から見た大庭山。かすかに八畳岩が見える。
5年前に一度登ったが、カゴノキが多いことと山頂近くの八畳岩が特に印象的な山である。
登山路沿いに、次から次にカゴノキが現れた。樹皮のまだら模様に特徴があるので分かり易い。はがれた樹皮が根元に転がっていた。
八畳岩を横から眺めた。
八畳岩の中ピークから、1月に登った烏帽子岩山を見た。南ピークに向かう。
八畳岩南ピークの上から、南に、弾薬庫としての利用が話題となっている日鉄呉跡地が少し右手に見える呉市街地
北にテレビ塔のある絵下山を眺めた。それにしても焼山団地の広さ、住家の多さにはいつも驚かされる。