2020年10月21日(水)、1週間前の予報は降水確率90%だったが、前日に0%となり、絶好の山登り日和となった。JR玖波駅ホームから北側間近に見える行者山の、さらに北にある傘山(649.9m)に登った。家からそう遠くないところにある有名な山だが、登るのは初めて。登山口と山頂に「大竹山の会」が設置した標識の色が印象的だった。
尾根道の岩場から大竹の工場地帯・行者山(313.5m、右手前の山)、経小屋山(596.6m、左手前の山)とその向こうに宮島を眺めた。
広島市街地と自宅のある団地も正面遠くかすかに見ることができた.
山頂近くの極楽岩から、河平連山(552.2m、正面手前の岩山)とその向こうに上勝成(684m)・下勝成(652.2m)、三倉岳(701.8m、正面遠くの岩山)を眺めた。三倉岳は、見る角度が違うと別の山のように見えるのに驚いた。
今回の山歩きでは、サルトリイバラ(サンキライ)の実、ママコナ、ガマズミの実、ヒイロタケとコフキサルノコシカケが気になった。
2020年10月18日(日)午後、広島市植物公園のきのこ観察会に参加した。午前と午後、各20名の事前申し込みで、午前は抽選だったが、午後は抽選もなくラッキーだった。秋のグリーンフェア開催中で、いつも空いている駐車場は満杯で、かなりの人出だった。
13時30分から15時まで、広島きのこ同好会の方から、園内に生えたきのこの説明を受けた。最近雨が降らず、きのこはあまりないのではと心配していたが、あちこちにぽつんとあった。狭い園内にあるくらいだから、山歩きのときもあったはずで、見落としているのだろうと思った。
ヒダナシタケ目(クロハツを除く)
ハラタケ目・テングタケ科(カバイロツルタケ、左は幼菌)
ハラタケ目・ベニタケ科(アワタケの仲間を除く)
ハラタケ目・モエギタケ科
ニセショウロ目・ニセショウロ科
奇妙なきのこはヨツデタケ?と言われたが・・・。
隣の家のブドウの枯木にカワラタケがびっしり付いていたのに気が付いた。今まで見ても見えていなかった。
2020年10月14日(水)、広島市安芸区の高城山から蓮華寺山を縦走した。蓮華寺は、空海の開基で建歴2年(1212年)、鳥籠城主阿曽沼親綱の祈願所となり、福島正則の時代に広島城主の怒りにふれ、焼き討ちにあい廃寺となった。それが山名の由来で、一帯が「蓮華寺山憩いの森」となっている。
JR瀬野駅で乗り換え、高城山登山口のあるみどり団地までスカイレールに乗って、5分間で高度160mを稼いだ。
高城山(496.1m)の山頂には、山頂を示す木柱、昭和15年陸軍輸送港域の標石、そして1本の桜があった。前面の木々が伐採され、東広島市の曽場ケ城山(606.8m)や安芸区の水ケ丸山(659.8m)・鉾取山(711.1m)など、これまで登った山々を眺めることが出来た。
蓮華寺山(374m)への縦走路はよく整備されていた。2~3か所あった猪ノ湯?は水がないせいか、最近は使われていなかった。至る所に落ちていた栗は、ことごとく食べられ、イガイガだけが散乱していた。イノシシが食べたのだろうか?それとも鹿だろうか?それとも他の動物?
蓮華寺山山頂近くの五輪塔から、正面に日浦山(345.9m)と、その右奥に海田湾とかすかに安芸小富士を眺めることが出来た。