2024年11月15日(金)、今日は帰国の日である。午前中、国連軍墓地に行った。1971年8月、初めて韓国に行ったとき訪れて以来、53年振りである。釜山で訪れ、記憶にある場所は、釜山駅・龍頭山・海雲台ビーチ。「なぜ」国連軍墓地を訪問したのか。そして「どのように行ったか」、全く覚えていない。
国連軍墓地は、1951年、国連軍司令部が朝鮮戦争によって戦没した国連軍将兵の遺体を安置するため造った墓地である。世界唯一「国連記念墓地」に指定され、13か国約2,300人の英霊が祀られている。
1971年8月1日、「なぜ」「どのように行ったか」考えてみた。
「なぜ」
冷戦の真っただ中、朝鮮戦争休戦約20年の節目で、当時何かと話題になっていた。
「どのように行ったか」
記憶と記録は、11時まで釜山駅にいたこと、列車に乗ったが、海水浴客に連られて海雲台で降りたことの2点。旧鉄道路線は山側に移設され、現在は廃止されている。当時の海雲台駅が、地下鉄2号線「海雲台駅」になっていることを考えると、旧鉄道路線は、地下鉄2号線に沿ってあったと、勝手に推測した。
今は、「国連記念公園」「国連記念墓地」と呼ばれ、地下鉄2号線「大淵駅213」から歩いて10分のところにあった。
53年前と同じ場所に立って撮っても、残念ながら何も思い出せなかった。