「アメリカを売った男」
製作:2007年 アメリカ
出演:ライアン・フィリップ、クリス・クーパー
FBI訓練捜査官オニールは新しく創設される部署「情報管理部」で、定年間近のハンセン特別捜査官を密かに監視するように命令を受ける。
無愛想なハンセンだが、オニールは次第にその信頼を経て家族ぐるみで付き合うようになる。
しかし、ハンセンにはなんら怪しいところはなかった。
疑問に思ったオニールは上司を問い詰るが、そこで明かされたのは、ハンセンが20年以上にわたってKGBに国家機密を漏らしていたという事実だった。
任務の重大さを知り、裏切り者の逮捕に向けて慎重に捜査を続けるエリックだったが…。
2001年に実際に逮捕されたFBI特別捜査官ロバート・ハンセンが犯した世界を震撼させた、史上最大のスパイ事件を映画化。
FBI捜査官たちによる常にスレスレの緊迫感に満ちた攻防は、見応えがあり非常に楽しめました。
物語自体も実話とは思えぬ程、重厚な人間ドラマとして見事に表現されています。
この映画のお勧め度:☆☆☆☆☆