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笹本 稜平/マングースの尻尾

2010年02月25日 | 小説


笹本 稜平 著 マングースの尻尾を読みました。



武器商人戸崎は、盟友の娘ジャンヌに突然銃口を向けられた。

何の憶えもない戸崎に父親殺しの罪を着せたのは、どうやらDGSEの大物工作員らしい。

疑惑を晴らし真犯人を捜すべく、ジャンヌと行動を共にする戸崎だったが、黒幕は証拠を隠滅しようと狡猾な罠を張り巡らす。

命を狙われるふたりに、伝説の傭兵桧垣が加わり、事態は急転し始める・・・


「天空への回廊」や「太平洋の薔薇」など、世界スケールの冒険小説が得意の作者。

本作は日本人の武器商人とフランスの武器商人「マングース」との対決を描いた連作短編小説。

これは、面白そうだ!と読み始めましたが・・・。

「武器商人」という割には、主人公も平凡・・・。

さらに、敵役の「マングース」も凄みがなく、単なる小悪人にしか見えない・・・。

笹本 稜平の作品にしては残念ながら物足りない内容でした。

コメント
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