「湖のほとりで」
製作:2007年
出演: トニ・セルヴィッロ、ヴァレリア・ゴリノ、オメロ・アントヌッティ
北イタリアの小さな村の湖のほとりで、美しい少女アンナの死体が見つかる。
殺人事件として捜査の陣頭指揮をとるベテラン警部のサンツィオは、争った跡がないことから、顔見知りでしかも彼女を深く愛していた者の犯行と推測する。
アンナを溺愛していた父親、第一発見者のマリオとその父親、恋人のロベルト、ベビーシッターをしていた赤ん坊の両親らの証言から生前のアンナの実像に迫りつつ容疑者を絞り込んで行くのだった…。
イタリアのアカデミー賞にあたるダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞で史上最多の10部門受賞!!
ヴェネチア国際映画祭評論家週間2部門受賞!
「ニュー・シネマ・パラダイス」、「ライフ・イズ・ビューティフル」に続きイタリア映画10年に一度の名作誕生!
なんて言葉に誘われて観てみる事に。
ストーリーは一応殺人犯探しのミステリー仕立てにはなっています。
しかし、謎解きの面白さがある訳でもなく、刑事の聞き込みと取調べに終始する起伏のない展開に次第に睡魔が・・・。
要は殺された少女とかかわりのある周辺の人々が隠し持っている心の傷を描きたかったようですが、あまりにも地味な展開でした。
大丈夫か? イタリア映画!
この映画のお勧め度:☆☆☆