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伊坂 幸太郎 /魔王

2010年03月25日 | 小説
魔王を読みました。



会社員の安藤は弟の潤也と二人で暮らしていた。

自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、一人の男に近づいていった。

五年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ・・・。


いつ事件は起こるんだろう、何が起こるんだろう、と思いながら読んでるうちに終わってしまう。

これと言ってストーリーに盛り上がりがあるわけでもなく、落としどころもない。

結局、「魔王」とはいったい何か・・・。

自分なりに「魔王」の定義について考えさせられる作品なのかも?

これが伊坂ワールド・・・。
コメント
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