オダギリジョーがナレーションの「世界遺産」が始まりました
世界遺産には興味があるものの、朝が早いので今まではめったに見ることはありませんでしたが、オダギリの声が聴ける、しかもその記念すべき第1回がイースター島とあっては、もう眠いなんて言ってられない!
ドラマのせいで30分遅れではあったものの、幸い翌日は祭日でクラブの朝練もなくお弁当もいらないし、しかも横で何かと口をはさむおとーさんもいない
正座して、思う存分オダギリの声とイースター島の美しい映像を堪能いたしました
抑え気味のオダギリのナレーション。
はじめはこっちまで緊張して聴いていたけれど、いつのまにか映像の美しさにすっかり惹きこまれていました。
あの不思議な空の青。
そして悲しげに空<くう>を見つめるモアイ。
世界中あちこちにいろんな遺跡があって、人はその遺跡を前にして、感動したり圧倒されたりするのだろうけれど、こんな哀しい気持ちにさせる遺跡は他にないんじゃないかな。
モアイたちは、一体どれほど悲しい風景を見てきたのでしょう・・・。
小学校の高学年の頃から、なぜか遺跡の発掘に興味がありました。
図書室からシュリーマンの「夢を掘りあてた人」、ツタンカーメンの墓やマヤ遺跡の発掘など、かたっぱしから借りてどきどきわくわくしたものです。
ヘイエルダールの「コンチキ号漂流記」もそのひとつでした。
でも、今ではヘイエルダールの南米説は覆されたと聞き、ちょっと淋しい気もします。
彼にしたら、いくら自分の説を証明するためであっても、いかだで大海原に出るなんて、命がけだったでしょうから。
ああ、昔は考古学者にあこがれていたのになあ・・・なんて、すっかり忘れてたことを思い出してしまいました。
今となっては海外旅行も簡単に行ける身ではないので、せめて日曜の夜はオダギリの案内で世界遺産の旅に出かけることにいたしましょう
目覚まし時計ふたつ用意して・・・。