すっかり生活のインフラとなったネットだが、信頼性というのは心もとない。このgooというサイトもしばしばトラブルを起こす。基本は無料のサービスなので文句は言えないのだが、NTTという名前を冠した企業が運営するサイトなので、それ相応の信頼性があるだろうと思うのだが、それは思う側の勝手というものらしい。久しぶりに、このブログを投稿するに際し、画面のフリーズを何度も経て、結局その時はアップできない状態がしばらく続いた。
ネットの普及と軌を一にするかのように、物事をすすめることについての詰めが甘くなったように感じる。機械類の「初期不良」は当たり前になり、通勤の電車のトラブルも増え、自動車のリコールも増えているのではないか。 結局、機能が高度化することで、人間がその場でどうこうできる領域が狭くなっているように思う。そうなると、しゃかりきになって物事をきちんとするインセンティブがなくなってしまう。その結果、最初からいい加減になってしまっているのではないか。それに輪をかけるように、コスト削減とかで人手をかけるということを忌避するようになっている。ますます手がまわらなくなり、物事がいい加減になる。 世界的に景気が悪いのだが、その背後には、こういう事情もあるのではないだろうか。そういういい加減さを「べすとえふぉーと」と呼ぶらしい。