「押井守 戦争を語る」というイベントに参加した。約4時間にわたって押井守が日頃考えていることを語るというもので、録音録画一切厳禁というものである。そのような会なので、私もここに彼が語った内容を書くことは差し控える。しかし、氏の語ったことは至極真っ当なことであり、特に問題となるような内容ではなかった。最後の1時間は樋口真嗣氏が加わり3月公開の「ローレライ」についての話となった。会費は3000円だが、それだけの内容は十分にあったと思う。
戦争とか兵器のディーテイルにはそれを開発した国の世界観が凝縮されているという。本当に戦える武器なのか、という点から兵器を見れば、その国が世界のなかでどのような地位を占めているのか、あるいは占めようとしているのか自ずと明らかになる。日本の自衛隊はどうなのか。米国はどうなのか。技術論の背後にある国家観や世界観という視点は非常に興味深かった。
ちなみに「ローレライ」のモチーフになっているのは「がんばれ!ベアーズ」なのだそうだ。
戦争とか兵器のディーテイルにはそれを開発した国の世界観が凝縮されているという。本当に戦える武器なのか、という点から兵器を見れば、その国が世界のなかでどのような地位を占めているのか、あるいは占めようとしているのか自ずと明らかになる。日本の自衛隊はどうなのか。米国はどうなのか。技術論の背後にある国家観や世界観という視点は非常に興味深かった。
ちなみに「ローレライ」のモチーフになっているのは「がんばれ!ベアーズ」なのだそうだ。