チェリスト唐津健の「おしゃべりコンサート」を聴いた。チェロとピアノ(演奏:鷲宮美幸)だけのコンサートである。コンサートというよりセミナーかもしれない。チェロという楽器について、その歴史、構造、奏法など興味深い話をたくさん聴くことができ、勿論、演奏も至近距離で楽しむことができた。いままで、チェロという楽器にあまり関心を払ってこなかったが、今日のコンサートを聴いて、是非、レクチャーのなかで登場した楽曲を改めて聴いてみたいと思った。つい、勢いで、来月の唐津氏のコンサートを予約してしまった。
テレビ番組とか子供向けの企画には、演奏家が自ら解説しながら楽曲を演奏するというものがあるのに、一般向けの同様の企画は少ないように思う。それとも私が知らないだけなのだろうか。クラッシク以外のコンサートはMCがあるのが普通なのに、クラッシクは演奏だけというのも不思議である。音楽コンテンツの市場が縮小を続けているということで、関連業界では危機感を募らせているようだが、ファンを増やそうとする努力を本気でしているのか疑問である。CDにコピープロテクトをかけるより、音楽家と聴衆とのコミュニケーションの場を増やすことを考えるほうが、より長期的な市場獲得につながるのではないだろうか。
テレビ番組とか子供向けの企画には、演奏家が自ら解説しながら楽曲を演奏するというものがあるのに、一般向けの同様の企画は少ないように思う。それとも私が知らないだけなのだろうか。クラッシク以外のコンサートはMCがあるのが普通なのに、クラッシクは演奏だけというのも不思議である。音楽コンテンツの市場が縮小を続けているということで、関連業界では危機感を募らせているようだが、ファンを増やそうとする努力を本気でしているのか疑問である。CDにコピープロテクトをかけるより、音楽家と聴衆とのコミュニケーションの場を増やすことを考えるほうが、より長期的な市場獲得につながるのではないだろうか。