「小沢元代表無罪」に控訴、指定弁護士が決定(読売新聞) - goo ニュース
本日、二つの注目すべきニュースが飛び込んできました。その一つは、陸山会事件の第一審で無罪判決を受けた小沢一郎元代表が控訴されたことであり、もう一つは、カンボジア代表としてマラソン種目でオリンピック出場が決定していた猫ひろし氏の出場資格が否定されたことです。
この二つの事件、全く違う分野でのお話なのですが、共通点があると思うのです。それは、両者とも、法律には違反していないと主張しながら、その実、社会倫理に反する行為をしていたことです。小沢氏を擁護する人々は、一審の無罪判決を盾にして、小沢氏は、何らやましいことはしておらず、清廉潔白な人物であると主張しています。しかしながら、たとえ違法ではなくとも(無罪が確定したわけではない…)、政治資金管理団体を経由して個人名義の不動産売買を行っていたとする事実は消えません。猫氏を支援する人々もまた、オリンピックへの出場が決定した際には、ルール違反ではないから問題はない、と嘯いていました。それが、途上国への配慮からカンボジアに認められている特別枠であるにも拘わず…。両者とも、法律やルールには書き込まれていないものの、健全かつ公正な社会の維持に必要な倫理性に抵触しているとする自覚がないのです。
出場資格が消滅した後、猫氏は、コメントを発表していますが、その文面には、カンボジアの特別枠を横取りしたという意識は全くなく、反省の言葉もありません。政治家や芸能人が、法律に触れなければ何をしてもよい、と開き直りますと、それは、社会を腐敗させる原因になります。猫氏は、本日、明白にルール違反が確定しましたが、小沢氏もまた、同様の運命を辿るのでしょうか。
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出場資格が消滅した後、猫氏は、コメントを発表していますが、その文面には、カンボジアの特別枠を横取りしたという意識は全くなく、反省の言葉もありません。政治家や芸能人が、法律に触れなければ何をしてもよい、と開き直りますと、それは、社会を腐敗させる原因になります。猫氏は、本日、明白にルール違反が確定しましたが、小沢氏もまた、同様の運命を辿るのでしょうか。
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