花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

自生のサギソウを尋ねて県北の山へ

2015年08月02日 10時46分53秒 | アウトドアー

サギソウ、ラン科ミズトンボ属、分布は本州、四国、九州
日当たりの良い湿地に生える多年草。
高さ20~50センチ。葉は下部に集まり、互生して広線形。
茎の先に直径3センチほどの純白の花を1~4個つける。

花の姿が美しいため、しばしば観賞用に栽培される。
開発や盗掘で、自生のサギソウを見る事が難しくなってきた。
片道3時間近くかけて、今年も県北の山間湿地に行ったら
今年は花の数も増えていて、思わず歓声を上げた。うれしい。


サギソウの後ろ姿、一本の茎に二つの花がついているのと
距が長い事が判る。

しかしどの花も通路から遠いので、マクロ撮影が難しいのが残念


左の白い花はモウセンゴケ、右はサギソウ


サワヒヨドリの花で吸蜜する花アブかな?


途中の林道に咲いていたフシグロセンノウ


同じくフシグロセンノウ


こちらは開きはじめのフシグロセンノウ

この湿地には毎年に様に出かけている。花友や花仲間を連れて
尋ねた事もある。
しかし自然は少しずつ変わっていて、毎年同じ花を見られる訳ではない。


アカバナ、アカバナ科アカバナ属、分布は北海道~九州
この湿地で初めて見たアカバナ、山野の湿地に生える。
高さ30~70センチの多年草
葉は対生し、2~6センチの卵状楕円形で、基部はしばしば
茎を抱く。
7~8月、葉の脇に直径1センチほどの紅紫色の花をつける
花弁は4個で浅く2裂する。
めしべの柱頭は大きくて棍棒状。


アカバナの全身


オニノヤガラの蕾
この姿の方が、いかにも矢尻に見えて、名前にふさわしい

午後から自治会のイベントがあるので、続きはまた後で
すみません。