花の詩山の詩

花の詩(うた)山の詩(うた)へようこそ
このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波山でオニシバリ撮影

2018年03月14日 20時31分38秒 | スポーツ・トレッキング

筑波山で私が知っているオニシバリ(別名ナツボウズ)の場所では、いまだに
花が咲かない。
その事をブログに書いたら、別な場所で咲いてますよとメールで教えていただいた。
会員のSさんに感謝!!

私の知っている場所では、雄花しかなかったが、別な場所には雌花と思われる
花も見ることができた

オニシバリ(鬼縛り) ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の落葉小低木で、和名の
由来は、樹皮が丈夫で鬼さえも縛りつけることができるという意味でつけられた

ナツボウズの由来は、夏に落葉して木が裸になることからつけられたという。
葉は秋に芽吹いて翌年の夏に落葉する特徴がある

花は2月~4月にかけて葉の脇に黄緑色の小さな花を数個咲かせる
花びらに見えるのは、萼筒が4裂した萼片です
雌雄異株で雄花と雌花が有る


これは雄花と雄花の萼筒の色に注目


雄花の萼筒はおよそ10ミリほどあるようだ


雄花をアップで見ると葯から花粉がこぼれている


雌花と雌花の萼筒の色に注目


雌花は、雄花に比べて萼筒も約6ミリほどと短く、花も小さい


雌花のアップ、雌花にも雄しべが有るらしいが
あまり花粉は出さないのかもしれません
花が小さいので、私のカメラでは、筒内の柱頭を撮影できなかった
マクロ写真の一部は、オリンパスTG-3で、数倍の大きさに拡大して撮影
していますので、実際の大きさとは異なります。


雌花、これが確実に雌株なら6月に果実ができるらしいので、その頃
確認すれば、雌花と断定できるだろう 但し有毒らしいので注意
何しろ初めて見たので、他の方の記録を参考して判断したので確実性は
保障できません。悪しからず。


山道を歩くと、いろいろな昆虫に出会うようになってきた
これはたぶん ビロウドツリアブかな


筑波山の林道を走ると、枯れた松の木が「白骨林」のように立ちにらんでいる


怖いのは林道の脇にも無数にあり、台風や暴風が有ればあっという間に
倒れるであろう
真壁側の観光道路では、いまだに電線に倒れかかった木が放置されている

車で筑波山に行く方は、スペースなどに駐車する場合、倒木の恐れがないか
充分確かめてから駐車してほしいと思います