花の詩山の詩

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このブログは「花と山とを友として」の続編です

筑波実験植物園のユキワリイチゲ

2018年03月15日 19時33分02秒 | スポーツ・トレッキング
先日尋ねたときは、まだ開いていなかった筑波実験植物園のユキワリイチゲ
連日の暖かさで、満開に咲き誇っていた。


満開のユキワリイチゲの群落


ユキワリイチゲ、(別名ルリイチゲとも呼ぶ) キンポウゲ科イチリンソウ属
分布は、本州西部、四国 九州 なので関東には自生しない

根生葉は、表面が濃緑色で白い斑が有る。裏面は紫色。
茎葉は3枚が輪生する。
3月ごろ、15~30cmの花茎の先に淡紫色の花を一個つける


花弁状の萼片は10~20個あり、ふつうは淡紅紫色だが、白花もある
雄しべと雌しべは多数ある


根生葉は秋に地上に出てきて冬を超すので、汚れたような淡褐色を
していることが多い


筑波実験植物園のユキワリイチゲは、その色合いが美しい


このユキワリイチゲのすぐ隣に、白いミスミソウの花が有る


これは先日掲載したミスミソウとは別で、ユキワリイチゲのすぐ隣に
植えてあるので、間違われやすいかも


白いミスミソウ

落葉樹林帯に行くと、早くもカタクリが咲いていた


樹林帯の中に、ロープを張って通路が作られていたので、そこから
撮影したカタクリ





落葉樹林帯の中で巨木のオオシマザクラが咲いていた

しかし巨木なので、花を望遠で撮ってもこんなものである


つくば市内の草原植物の自生地から保護のために移植したという
一角があり、そこに咲いていたミチノクフクジュソウだが、保護されているのは
この花ではな、キキョウやオミナエシなどの様である

高山植物の植生地に行くと、ガンコウランが植えてあった


どうも花らしいのがついているようだが、悲しいかな老眼ではよくわからず
TG-3のマクロで撮影した写真でも、どれが花? 状態である ゴメン