今回は平成22年(2010年)の諏訪大社の御柱祭でおます。
今から思えば東日本大震災の一年前で民主党政権の時代でしたかな。
諏訪大社の御柱祭は寅の年と申の年の7年に一度の大祭なんですよ。
お祭りの年を含めて7年で、実際は6年に一度という事になりまぁ。
次回は令和4年(2022年)4月に実施されるそうですわ。
(平成26年度 御柱祭のポスター)
(御柱祭で使用される元網)
諏訪大社は上社(前宮・本宮)の二社と、下社(春宮・秋宮)の二社
合わせて四社の社殿を囲む4本の柱を建て替える重要なお祭りでっせ。
だから上社の8本と下社の8本で合計16本の柱を曳航しますんや。
上社は4月2日~4日まで、下社は4月8日~10日に行われるとか。
鉄ちゃん爺やが見学したのは上社の御柱祭りで平成22年4月2日に
八ヶ岳の中腹にある諏訪大社の社有淋から樹齢約300年の樅の木を
切り出して「山出し」と呼ぶ人力による曳航でスタートしますんや。
初日は八ヶ岳からこの木落とし公園の手前まで曳航してくるんだって。
茅野市の木落とし公園の傾斜26度・全長32mの坂を氏子を乗せて
滑り落とす勇壮な神事が「山出し」二日目と三日目なんですよ。
(上社・前宮一之御柱 木落としの風景)
(背景の山が 八ヶ岳です)
「木落とし」で有名なのは下社の方で傾斜35度・全長100mの
危険なようにも見える神事がテレビでも放映されますかな。
時には死者も出るらしいそうで、諏訪の男衆は誇りをもって
御柱に乗り込んで「木落とし」に参加するんだそうですわ。
上社の「木落とし」は坂も短くて迫力も少し劣るかもしれまへん。
この画像も綺麗に「木落とし」が出来たのかは分かりまへんでした。
でも~ 予行演習などは無いので観光客や地元の方の拍手と歓声は
よくやったとの、力強い声援がこもっていましたな。
「めどでこ」をV字型に飾った上社の方が画像写りでは優れてるかも。
下社の方は御柱にまたがって滑り下りるだけなんですよ。
(小休止中の 前宮一之御柱)
「木落とし」を終えた御柱は次の難所である宮川に向いますんや。
この日は本宮一之御柱を先頭に四本の御柱が続くような感じでした。
(宮川の川越しを 見守る観光客)
下社にはない「川越し」の神事は八ヶ岳から切り出してきた
ご神木を宮川の水で清めるというような感じかもしれまへん。
特設の観覧席もおましたが拝観料が高くて、それも1回ごとに
観客を総入れ替えするようで、川岸から見学することにしました。
(川越しを前に 待機中の御柱)
前宮一之御柱を追い抜いて鉄ちゃん爺やは宮川の対岸に向かいましたんや。
先頭を行くのは本宮一之の御柱で長さも重さも最大のものなんだって。
この御柱は周囲が3mで長さが16mもあり重量は約12トンだとか。
二之御柱から以下は五尺づつ短く切るらしく重量も軽くなりますんや。
(本宮一之御柱 宮川の川越しへ)
この「めどでこ」の最上段に登る人がこの村を代表する大人だとか。
経験と技術で神事を統率する力量も試されるが、御柱祭の花形ですかな。
8本の御柱は上社でくじ引きにより1番から8番までが決まるんだとか。
旧の18カ村が8地区に分かれて対抗試合のような感じもしまんな。
なんでも本宮一之御柱を引き当てた村は、特に力が入るそうですわ。
下社の方は昔から1番から8番までの順番が決まっているんだって。
(本宮一之御柱の 川越しを撮影)
宮川に着水した御柱をこんどは元綱を曳いて対岸に引き上げますんや。
受け持ちの村の氏子が全員で御柱休みのお屋敷に曳き上げるようでんな。
この際は幼い子供さんも綱を曳く神事に参加されてましたで。
(本宮一之御柱 川越しの風景)
宮川の対岸に引き上げられた御柱は約1か月間ここに置かれて
5月3日からの「里曳き」により諏訪大社に向かうんだそうです。
上社の「里曳き」は5月3日から5月5日に決まったそうですわ。
この「里曳き」には騎馬隊の行列なども見られるんだって。
ちなみに下社の「里曳き」は5月14日から5月16日だそうです。
そして6月15日には宝殿遷座祭が催されて終るんだそうですよ。
ここから諏訪大社の上社の本宮までは約2.5kmぐらいなんだって。
次の川越しの前に徒歩で諏訪大社の上社へお参りしましたんや。
(諏訪大社 上社・本宮)
(諏訪大社 上社・本宮の 拝殿前にて)
(諏訪大社 上社・本宮 一之御柱)
この御柱は平成16年度の御柱祭で建て替えられた柱でんな。
御柱は凄く大きくて感動しますが拝殿は期待したよりも小ぶりで
ご神体は裏のお山だそうで本殿が無いのが諏訪大社の特徴だとか。
ご朱印帳を持ってませんでしたので来年ぐらいにもう一度参詣かも?
ここは信濃の国の一之宮だそうですが、四つの神社は離れていて
レンターサイクルかもしくはタクシー利用に成りますかな。
(夕闇迫る宮川で 川越しを撮影)
日本陸軍の進軍ラッパが吹かれてお祭りは最高潮になりますよ。
突撃ラッパが聞えても不思議と違和感を覚えないですね。
御柱祭は日本三大奇祭とも言われているそうでんな。
富士吉田の火祭りと他の一つは何処だったかしら?
(本宮二之御柱 宮川を渡御)
諏訪地方の方は子供さんも総出で御柱祭に参加されるそうですわ。
画像に写った男の子も令和4年の御柱祭には成人に達する年齢かも?
「めどでこ」に登るのはまだ無理かもしれないが、
元網を曳いて、御柱の曳航に参加されるんでしょうな。
御柱祭にお越しくださいと教えていただいたKさんの村の御柱も夕暮れに
宮川を無事に渡り終えたようでホテルへ戻ることにしました。
宮川はこの時期でも雪解け水で0度ぐらいで凄く冷たいんだとか。
この日は「山出し」の二日目で4本の御柱が無事にお休み屋敷に到着。
残る4本が「山出し」三日目で同じように「木落とし」から
「川越し」を経て無事に終了した頃は夜の8時ごろに成ったようです。
(御柱のお休み屋敷で)
この穴に「めどでこ」を差し入れて曳航してきたようでんな。
この部分は諏訪大社で据え付ける際には地中に埋め込まれるので
穴が開けられていても問題はないとの話でした。
令和3年の春には次回の御柱祭りに参加する樅の大木を
八ヶ岳で8本の選定が行われ、準備が始まるんだそうでっせ。
(諏訪地方の銘酒 真澄)
このお酒は宿泊した茅野市のホテルで2合ほど頂戴しました。
飲みやすい日本酒で柔らかい飲み口の印象でしたよ。
(JR中央線 茅野駅舎)
今回は長くなりますので、これでお仕舞にしまひょ。
次回はJR飯田線で信州の伊那地方を紹介しまひょ。
ほんなら~ これで、さいなら~♪
今から思えば東日本大震災の一年前で民主党政権の時代でしたかな。
諏訪大社の御柱祭は寅の年と申の年の7年に一度の大祭なんですよ。
お祭りの年を含めて7年で、実際は6年に一度という事になりまぁ。
次回は令和4年(2022年)4月に実施されるそうですわ。
(平成26年度 御柱祭のポスター)
(御柱祭で使用される元網)
諏訪大社は上社(前宮・本宮)の二社と、下社(春宮・秋宮)の二社
合わせて四社の社殿を囲む4本の柱を建て替える重要なお祭りでっせ。
だから上社の8本と下社の8本で合計16本の柱を曳航しますんや。
上社は4月2日~4日まで、下社は4月8日~10日に行われるとか。
鉄ちゃん爺やが見学したのは上社の御柱祭りで平成22年4月2日に
八ヶ岳の中腹にある諏訪大社の社有淋から樹齢約300年の樅の木を
切り出して「山出し」と呼ぶ人力による曳航でスタートしますんや。
初日は八ヶ岳からこの木落とし公園の手前まで曳航してくるんだって。
茅野市の木落とし公園の傾斜26度・全長32mの坂を氏子を乗せて
滑り落とす勇壮な神事が「山出し」二日目と三日目なんですよ。
(上社・前宮一之御柱 木落としの風景)
(背景の山が 八ヶ岳です)
「木落とし」で有名なのは下社の方で傾斜35度・全長100mの
危険なようにも見える神事がテレビでも放映されますかな。
時には死者も出るらしいそうで、諏訪の男衆は誇りをもって
御柱に乗り込んで「木落とし」に参加するんだそうですわ。
上社の「木落とし」は坂も短くて迫力も少し劣るかもしれまへん。
この画像も綺麗に「木落とし」が出来たのかは分かりまへんでした。
でも~ 予行演習などは無いので観光客や地元の方の拍手と歓声は
よくやったとの、力強い声援がこもっていましたな。
「めどでこ」をV字型に飾った上社の方が画像写りでは優れてるかも。
下社の方は御柱にまたがって滑り下りるだけなんですよ。
(小休止中の 前宮一之御柱)
「木落とし」を終えた御柱は次の難所である宮川に向いますんや。
この日は本宮一之御柱を先頭に四本の御柱が続くような感じでした。
(宮川の川越しを 見守る観光客)
下社にはない「川越し」の神事は八ヶ岳から切り出してきた
ご神木を宮川の水で清めるというような感じかもしれまへん。
特設の観覧席もおましたが拝観料が高くて、それも1回ごとに
観客を総入れ替えするようで、川岸から見学することにしました。
(川越しを前に 待機中の御柱)
前宮一之御柱を追い抜いて鉄ちゃん爺やは宮川の対岸に向かいましたんや。
先頭を行くのは本宮一之の御柱で長さも重さも最大のものなんだって。
この御柱は周囲が3mで長さが16mもあり重量は約12トンだとか。
二之御柱から以下は五尺づつ短く切るらしく重量も軽くなりますんや。
(本宮一之御柱 宮川の川越しへ)
この「めどでこ」の最上段に登る人がこの村を代表する大人だとか。
経験と技術で神事を統率する力量も試されるが、御柱祭の花形ですかな。
8本の御柱は上社でくじ引きにより1番から8番までが決まるんだとか。
旧の18カ村が8地区に分かれて対抗試合のような感じもしまんな。
なんでも本宮一之御柱を引き当てた村は、特に力が入るそうですわ。
下社の方は昔から1番から8番までの順番が決まっているんだって。
(本宮一之御柱の 川越しを撮影)
宮川に着水した御柱をこんどは元綱を曳いて対岸に引き上げますんや。
受け持ちの村の氏子が全員で御柱休みのお屋敷に曳き上げるようでんな。
この際は幼い子供さんも綱を曳く神事に参加されてましたで。
(本宮一之御柱 川越しの風景)
宮川の対岸に引き上げられた御柱は約1か月間ここに置かれて
5月3日からの「里曳き」により諏訪大社に向かうんだそうです。
上社の「里曳き」は5月3日から5月5日に決まったそうですわ。
この「里曳き」には騎馬隊の行列なども見られるんだって。
ちなみに下社の「里曳き」は5月14日から5月16日だそうです。
そして6月15日には宝殿遷座祭が催されて終るんだそうですよ。
ここから諏訪大社の上社の本宮までは約2.5kmぐらいなんだって。
次の川越しの前に徒歩で諏訪大社の上社へお参りしましたんや。
(諏訪大社 上社・本宮)
(諏訪大社 上社・本宮の 拝殿前にて)
(諏訪大社 上社・本宮 一之御柱)
この御柱は平成16年度の御柱祭で建て替えられた柱でんな。
御柱は凄く大きくて感動しますが拝殿は期待したよりも小ぶりで
ご神体は裏のお山だそうで本殿が無いのが諏訪大社の特徴だとか。
ご朱印帳を持ってませんでしたので来年ぐらいにもう一度参詣かも?
ここは信濃の国の一之宮だそうですが、四つの神社は離れていて
レンターサイクルかもしくはタクシー利用に成りますかな。
(夕闇迫る宮川で 川越しを撮影)
日本陸軍の進軍ラッパが吹かれてお祭りは最高潮になりますよ。
突撃ラッパが聞えても不思議と違和感を覚えないですね。
御柱祭は日本三大奇祭とも言われているそうでんな。
富士吉田の火祭りと他の一つは何処だったかしら?
(本宮二之御柱 宮川を渡御)
諏訪地方の方は子供さんも総出で御柱祭に参加されるそうですわ。
画像に写った男の子も令和4年の御柱祭には成人に達する年齢かも?
「めどでこ」に登るのはまだ無理かもしれないが、
元網を曳いて、御柱の曳航に参加されるんでしょうな。
御柱祭にお越しくださいと教えていただいたKさんの村の御柱も夕暮れに
宮川を無事に渡り終えたようでホテルへ戻ることにしました。
宮川はこの時期でも雪解け水で0度ぐらいで凄く冷たいんだとか。
この日は「山出し」の二日目で4本の御柱が無事にお休み屋敷に到着。
残る4本が「山出し」三日目で同じように「木落とし」から
「川越し」を経て無事に終了した頃は夜の8時ごろに成ったようです。
(御柱のお休み屋敷で)
この穴に「めどでこ」を差し入れて曳航してきたようでんな。
この部分は諏訪大社で据え付ける際には地中に埋め込まれるので
穴が開けられていても問題はないとの話でした。
令和3年の春には次回の御柱祭りに参加する樅の大木を
八ヶ岳で8本の選定が行われ、準備が始まるんだそうでっせ。
(諏訪地方の銘酒 真澄)
このお酒は宿泊した茅野市のホテルで2合ほど頂戴しました。
飲みやすい日本酒で柔らかい飲み口の印象でしたよ。
(JR中央線 茅野駅舎)
今回は長くなりますので、これでお仕舞にしまひょ。
次回はJR飯田線で信州の伊那地方を紹介しまひょ。
ほんなら~ これで、さいなら~♪
このような勇壮なお祭りが引き継がれていること、凄いと思います。
ニュース以外の部分を紹介くださいまして感動!
ありがとうございました。
かなりの勇壮活発な祭りですね鉄ちゃんの爺やさん
良い祭り見てきたね、羨ましいです。コロナウイルスが完全に撲滅したら青森と北海道もう一度行ってみたいと思ってますがいつになることやらお元気そうで
何よりです。ホテルの食事おいしそうですね
来年までに旅行費をためていきたいと思います
いつかまた一緒にカラオケしましょうね
体調に気を付けて旅行されて下さい。
小倉のヒデお邪魔しました
勇壮な祭りですね。
コロナで相次いでお祭りが中止。
伝統的な祭り・行事が廃れない事祈るばかりです。
何年先かは?ですが・・・。
リニア通ればもっと人が集まりそうですね。
今週もよろしくお願いします。
御柱祭の事故で亡くなる人が出ても、祭りを続けるという神経は、とても私には理解できませんが。
関東地方でまだ乗ったことがないJRが鶴見線と東金線だけとは!
それにしても、これほどJRにお金を貢がれた方は珍しいのではありませんか。
私の場合、八高線は八王子から高麗川まで一度乗ったぐらいでしょうか。そこからは川越線で川越駅に出ました。
京成電鉄は外国旅行の時に、日暮里ー成田の往復で乗りました。
JR鶴見線・東金線・八高線と京成電鉄・新京成電鉄の路線図を見ましたが、「へぇ、こんな所を走っているんだあ」と興味深いでした。
死者も出るほどのお祭り・・なんか信じられないわ。
画像でも迫力が伝わりますのに、実際をご覧なったら
それはそれは、迫力満点だったことでしょう。
テレビで見ているより迫力が違いましょうね~。
一度くらいこの目で見たいですね~
あと2年先、コロナも終息しているんでしょうね~。
有るんですが足に自信が無くなりつつあります。
茅野駅から川渡しの場所まで往復したら
5kmぐらい歩く必要がありますのでね。2924
見学しましたが凄いお祭りですね。
岸和田のだんじり祭りも危険なお祭りですが
御柱祭の木落としはもっと危険かも?