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今日は講演を2本!

日本の介護保険制度は、特に2006年度に<予防給付>が創設されてから複雑になってきている。

日本の大学生に説明する場合でも難しいのに、まして韓国の社会福祉学部学生に説明するのは、

困難を極める。

で、その超困難な講演を本日午前中に行った。

つかみはOKであったが、本題に入ってしばらくしたら、右を向いても左を向いても、皆さん、キョトン、キョトン、キョトン。

どんだけ、キョトンいるねん。

キョトン顔のオンパレード。韓国の大学生は、真面目で私語しないと思いこんでいたが、

何のことはない。日本と同じだ。

後ろの方では、ケータイいじっているし、

何だか、条件反射で言いそうになった。

「その、うしろの学生、ケータイしまいなさい!」と。

ここは、韓国の三育大学校。

しかも私は、ゲスト。

がまん、我慢。

 

午後は、国民健康保険公団職員さんの前で、講演。韓国の介護保険のたった一つの保険者である<国民健康保険公団>の職員さんが対象。

皆さん、日々多忙な仕事をなさっているようで、年配の方と逆に若い方は結構瞑想状態。

でも中年世代は、眼差しが違った。

介護保険運営の責任感が強いせいか、ディスカッションタイムもたくさん手が挙がった。

時間が限られているので、いくつかの質問だけに答えたが、まあ、熱心熱心。

中年職員だけ集まってもらって、再度、講演したいと思った。

本日の2本の講演で冷や汗をいっぱいかいた。3キロは痩せたと思う。

 

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