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アッソ君のエリート体質。

日本の有権者が<政権交代>を切望し、今まで1票を投じた政党と全く異なる政党に1票を投じたことは、<革命的>である。

日本人ほど<変化を嫌う>人間はいない。

その大っ嫌いな<変化>を自ら希望し、政権交代を成し遂げた。

ところで、今振り返ってみると、何故、自民はそっぽ向かれたのか。

理由としていくつかあろだろう。

①不況の長期化に対する無策

②景気対策の失敗

③社会保険庁が重ねた犯罪的行為およびそれがもたらした年金制度

 に対する不信

④後期高齢者医療制度に対する高齢者の大反対

⑤総理大臣の短命化

⑥各閣僚の様々なスキャンダル

 

これ以外に、私は、アッソ君のエリート体質があると思う。

毎日のぶら下がりの記者のインタビューに対して、<いつも偉そうに上から目線で答えていること>

また、有権者に対する演説も聞いても、<生意気この上ない>。

一言で言って、ガラが悪すぎるし、上品さのかけらもない。

その前の総理達は、あまり有能ではなかったが、少なくとも、<ガラは良かった>

これはアッソ君ではないが、自民党や公明党の幹部の一部に、国民あるいは有権者のことを<庶民>と言ってはばからなかった。

この表現も、完全な上から目線である。

政府与党に蔓延した、こうした<意味のないエリート意識による慢心>が、大敗北の背景にある。

これを直さなけれれば、2010年の参院選も同じような結果に終わるだろう。

 

 

 

 

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