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独立記念館(その2)

独立記念館の本館を入リ少し進むと、左側に人だかり。

何だろう?

その方面から、不気味な音が大音量で聞こえてくる。

何だろう?

20人ほどが群がっている。かたまっている。

傍まで近づいてみると、大画面のゲームのようだ。

ピストルの形をしたシューターのボタンを押すと、10メートルぐらい離れたスクリーンを左から右に何人も移動する人型に当たる。

命中したところが、黒い●となって残る。

不気味なこと、この上ない。

独立記念館に、この不気味なゲーム。群がる人々。

キョトンZZZだ。

 

他方、本館入ってまっすぐ進み、右側を見ると、大きなキッズランドスぺ-ス。

吹き抜けになっているので、とっても開放的だ。

お母さんやお父さんに連れられたキッズ達が、空気で膨らませた柔らかくて大きな遊具で大歓声をあげながら元気に遊んでいる。

滑り台もビニール製で空気が入っているので、決して怪我をすることはない。

左世界の物騒さと対照的に右世界はいたって平和だ。

しかし、その吹き抜けのぐるりに歩道スペースがあり、そこは展示スペースとなっている。

何の展示かと近づいてみると、全て、ピストルや機関銃の弾薬!あらゆる種類の<タマ>が綺麗に並べられている。

タマの展示の奥には、小型の戦闘機や、戦車の展示スペース。

それにのっかって、写真を撮る親子も。

やっぱり右世界も物騒だった。

本館の向って右側には、これまた大きなスペースがあり、戦車に体験乗車ができる。その奥には、大きな戦闘機が所狭しと並べられている。このスペ-スのことは、パンフレットに明記されている。

軍事、軍備、徴兵制度などを子どものうちから、視覚的にあるいは、体験に学ばせようという意図があるのであろう。

日本では考えられない世界をまじかに見ることができた。

この日は踵が痛かったが、訪れて良かった。

 

 

 

 

 

 

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