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マートンの話をしていて、まー飛んだことに。

水曜日2限目は、西荻窪大学で、現代社会論Cを教えている。

『スウェーデンモデルは有効か』を教科書にする予定で、シラバスにも書いていたのであるが、肝心の購買センターからのアンケートに回答するのを忘れたために

受講生達は、教科書を持っていない。一昨日、購買に社会学科の助手さんを通じて聞いていただいたところ、納品までに3週間かかるという。

で、教科書にすることを諦めた。

必要なところだけコピーして使うことに。

 

この授業では、スウェーデンと日本の現代社会論をすることにしている。

本日のテーマは、スウェーデンの<ワーク・ファミリー・バランス>

昔は、ワーク・ライフ・バランスと言っていたが、この言葉は、バランスが悪いので使わない。

第一、ワークとライフのバランスって何?摩訶不思議な言葉でR.

 

ワーク・ファミリー・バランスという用語がベストマッチ!

この用語こそ、正しい。

 

日本は不況が続いているので、理念としてのワーク・ファミリー・バランスに先行して実態としてワーク・ファミリー・バランスが進んだ、ということを説明する中で、

私の尊敬する社会学者、R・K・マートン大先生が提示された、機能―逆機能、顕在性-潜在性の2つの図式を説明した。

 

その時である。

事故が起こった。

 

顕在の<けん>が書けないのでR.

残念!

中学生でも書ける漢字が出てこない。

 

恥ずかしいったら、ありゃしない。

私は、根っからの性分で、講義ノートを作らない、持たない。

 

資料を配布して、それにまつわる話を思いつくままに、話をして板書する。

アドリブ性を重視している。というか、もう26年この形でやってきたので、今更、チェンジできない。

 

 

だから事故も発生する。

前回の事故は、12年前の老人福祉論の授業を名古屋守山区にある大森学院大学で教えていた時。

洗濯の<たく>が急に書けなくなったのだ。

 

もしかすると、去年も事故ったかもしれないが、もう事故ったことすら忘れている。

忘却の彼方へ行ってしまうことは、良いことだ。

 

随分と遅れてきた学生が、教壇側から入ってきたので、顕在の<けん>の字を黒板に書いてごらんと伝えた瞬間、

降りてきた。

<顕>の字が。私の脳に。

自力で再生できて本当に助かった。

 

アドリブ型授業は、スリル満点でR.

いつかかっこ悪く、遅刻してきた学生に板書してもらったのを写すことになるかも知れない。

そんな日が、定年前に起きないことを強く願う。

 

/////////////////

            昨日のアルコール

         芋焼酎の水割り   1杯

     今朝の血圧・脈拍

         右・・・134-79-83

         左・・・147-87-79 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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4月24日(火)のつぶやき

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日本の社会保障計画の司令塔から。 blog.goo.ne.jp/kyotonc/e/ec0d…

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「日本の社会保障計画の司令塔から。」 blog.goo.ne.jp/kyotonc/e/ec0d…

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