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大学教授キョトンCブログ!!
ペッパー警部じゃないよ。pepperだよ。
スウェーデンから招聘する研究者実践家の方から、メールをいただいた。
東京経済大学の近くで介護ロボットを使っている老人ホームがあると聞いたんですけどと。
は
あ
?
勉強不足で、知らなかった。
勉強不足を補うために、電話で確認してみた。
確かに介護ロボットを<試用>なさったとのこと。
試用介護ロボットの<お姿>は、→
マスコミは、怖い側面を持っている。
立った一度、お試しに使っただけなのに、それが新聞に掲載され、スウェーデンにまで広がる。
悪事千里を走ると言うが、
<良事も億里を走る>。
その老人ホームは法人理事長が介護ロボットに積極的とのこと。
日本の技術力は優れているが、造れることと、それが現場に普及することとは、大きな開きがある。
普及のネックは、言うまでもなく、<コスパ>
pepperくん(さん)がペッパー警部を踊れるようになれば、老人ホームへの普及が進むことであろう。
2007年に、NHKが放送した番組で、日本同様技術力のあるスウェーデンで、介護ロボットが普及しているかのような情報を流していた。
それに踊らされて、スウェーデン出張時に幾つかのコミューンで聞いてみたが、介護ロボットは<検討課題>であるが、普及はまだまだという段階であった。
私がそれを調べたのが2011年頃。今も変わっていないと思う。
先端事例は、どの国でもあるが、大事なのはそれが普及していること。
マスコミ報道含めて、<進んだ事例紹介>に惑わされてはいけない。
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1月21日(水)のつぶやき
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