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大学教授キョトンCブログ!!
2年男子19名の奇跡!
現代法学部の新カリでは、2年時の基礎演習は、半年のみ。
演習(ゼミ)は3年生と4年生で構成される。
各教員は特段の事情がない限り、基礎演習Ⅰと基礎演習Ⅱを担当する。
基礎演習は講義ものと時間割が被らないように、
<1限目に設定されている>
さて、昨日の基礎演習Ⅱ。
史上初めての<11月の雪>の中、受講生19名中18名が定刻前に
スタンバイしている。
1名のみ電車の遅延で、大学到着も遅延した。
高齢者問題、高齢化問題を扱う基礎演習では、女子比率が高くなると
思いがちであるが、
本基礎演習の場合事情が異なる。
<ALL 男子>
もう一つの特徴は、GPAの高い受講生が多い。
昨日は、グループワークのプリゼンの日。
6名、6名、7名の3グループに分かれ、各グループ役割分担を決め、
各グループが選んだ<課題>について、PPT(PPAPではない、
TPPでもない、ついでにPTAでもない)
を使いながら、プリゼン。
<受講生がプリゼンする時、10中8、9、原稿を読み上げるか、
メモを見続けるかどちらか>
これでは、プリゼンにならない。
小学生でも、できる。
ということで、2年男子19名には、プリゼンで<原稿を読み上げてはいけないし、
メモを見てはいけない!>を
伝えていた。
実は前期の基礎演習Ⅰでは、この点が徹底できていなかったので、
今回の基礎演習Ⅱは、原稿読み上げ、メモ見をタブーとしていた。
基礎演習は、1とⅡで別の教員のものを選ぶことになっている。
これが新カリの特徴でR.
前期も後期も、第1希望で入ってきているので(合計50余名が
私を選んでくれたが、定員は19名なので10数名が
第2希望に移っている)、モラールは高い。
今時の男子だから、<声のテンションが低い受講生もいたが>
(就活の時、大丈夫なのだろうか???)
全員が、<自らの言葉で>発表した。
とてもとても立派だと思う。
あ、嘘つきました。残念ながら1名のみが、私から死角になる
位置にメモを置いて、チラミしていた・・・。
教員がいくら言っても、守れない学生が多い中、昨日のプリゼンは
素晴らしかった。
褒めてあげたいと思う。
もちろん、スライドに何をどれだけ入れるが、字の大きさは、
字の間隔は?と、技術的なことは多くの学生の課題である。
来年1月までにこのプリゼン本番を3回繰り返し、
<ベストパフォーマンス>に到達してもらうことになる。なお、
全学生のパフォーマンスについて全学生が10点満点で評価しており、
客観的評価も行っている。
グループとしてのパフォーマンスは、100点満点で相互評価している。
これに私の評価を加え総合的な評価とする予定である。