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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
スウェーデンの新聞<自治体労働者>からメールが。
Kommunal Arbetaren https://ka.se/<自治体労働者>
という新聞社から、
メールで意見が聞きたいと。
直接私のところに依頼があったわけではなく、舞浜倶楽部の
グスタフ・ストランデル社長からの紹介。
スウェーデンは、介護労働者の絶対的不足に苦しんでいる。
スウェーデンの場合、かなり<崖っぷち>でR.
すでに外国人介護労働者は労働力としてしっかり参入できている。
なのに、<労働者不足>
ということは、もう切り札がない。
新聞記者は、その打開策として<介護ロボット>に注目したようだ。
ロボットと言えば、<NIPPON!>
と考えたようだ。
グスタフ氏も否定的なスタンスのようであるが、
私も別の角度から<否定的>
仙台に出かける前日の夜遅くにメールがあり、
そのメール対応で体力を消耗し
喉が痛くなったのでR.
2日ほど反応がなかったので、メールの返事ぐらい<せい!>と
心の中で叫んでいた。
その叫びが聞こえたのか、昨晩メールが。
何故私がそんなに<否定的>なのか詳しく説明してほしいと。
今日の晩の仕事はこれである。
その新聞記者がおっさんなのかおばはんなのか知らないが、
日本が介護保険制度を19年前から始めており
その保険制度の枠組みに入るほど<一般化>するまでに、
相当時間がかかるということをまず理解してほしい
と思う。
介護ロボット産業は今後近未来社会で普及するかもしれないが、
現時点で<普及すること・させることは難しい>
スウェーデンは、日本をモデルとするのではなく、
スウェーデン流のブレイクスルー大作戦を考えるべきだ。
特効薬はない。
地道に、介護職のイメージアップ大作戦
地道に、介護職の給料を上げる
地道に、学校教育のカリキュラムの中で、医療職と介護職の
社会的重要性を子供に理解してもらう。
地道に、ボランティアを養成し、介護人材の周辺業務を支援する
ニンジン大作戦としては、医療職と介護職について5年間?または
8年間?従事すれば、
地方所得税(現在約31%)を減税し、26%ほどにするなど。
そう言えば、スウェーデンの介護とITについて8年前ほどちょっとだけ
調べたがあまり発達していないことに驚いたなあ。