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大学教授キョトンC日々アラカルト便り!!
コロナ収束後のリモート授業のゆくえ。
コロナ収束はしばらく先として、まずは緊急事態宣言の解除が
いつになるかが最大の関心事。
東京都の感染者は、700人台、700人台、800人台とこの3日間
ビミョーな数字。
これが今後、300人台、200人台と減っていくのであろうか。
あまりその兆しは感じられない。
しかし、科学的な裏付けなく、原因も分からず、変異株がさらに
変異する中で<変異のミスを起こし>
ウイルスが弱化するのではないか、と密かに期待している。
緊急事態宣言と関係なく、スコーンと感染者が激減するのである。
しかしスコーン現象が起きたとして、<油断は大敵>
台湾を他山の石としたい。
さて、各大学では、コロナ収束後のリモート授業の位置づけ
について検討が始まっている。
結論から言えば、昔ながらの<対面授業>に戻すべきである。
いくつかZOOMミーティングの授業をやってるが、ワイファイの
調子が悪く、途中から参加できないケースも生じる。
インターネット接続が不安定というメッセージが出て、ほんの
一瞬であるがフリーズすることがある。
授業で使う資料も前もってmanaba にアップしているが、そして
その資料に大事なポイントを追加でメモしてもらう
のだが、受講生の全てがプリンターを持っているわけではない。
対面授業であれば、個人の置かれた環境に関係なく、遍く平等
な学習環境が用意できる。
他方、リモート教育は、学生側の様々な条件に依存するため、
結果として平等な学習環境が用意できない。
教育格差を助長することになる。
対面授業のディメリットもある。
受講生が多ければ、そして毎回出席を取れば、元々当該科目に関心が
ないのに座っている学生が一定数生じる。
そのうちの一定数は、爆睡している。
教室の天井を見ながら授業すれば良いのだが、私は一人ひとりの受講
態度を見ながら教えるので
<見たくもない爆睡学生>が目に入る。
こうした爆睡者を見なくて良いのがリモート授業の良さでR。
もちろん、ZOOMミーティングで、名前や学生番号だけ表示させる
授業を行えば、居眠りOK、その場にいなくてもOK
となるが、そういうスタイルを私は採らない。
受講生の多い授業では、動画教材を配布し、教材も配布し、<少し
考えてもらうクイズを1つか2つ>毎週解答してもらう。
でも、これはこれで悲しい形態だ。
一度も姿を見ることのない受講生に、成績をつけるという不思議。
対面授業のディメリットとリモート授業のメリットを比べた結果、
どういう結論になるのだろう。
大学によってスタイルが異なりそう。