おっちゃんたち、やってくれたなと思いました!
そのまんまだけど、プロモーションビデオに、どういうわけか通天閣も写ってたけど、とにかくボクたちはゴーストタウンに住んでるんですね。
改めて教えられた気がします。
歌の内容も、珍しいこととか、新しい提言はないんだけど、静かに、穏やかにボクたち世界の現実を落ち着かせるみたいにして歌っていました。
ジョン・レノンさんが生きてたら、彼も歌を作ってくれたでしょうか。ソロというか、ヨーコさんと活動でもしたかな。それと比べたら、あのオッチャンたちは、ずっと仲間で、ずっと一緒にやってきた強さがありますし、あの人たちの姿を見てると、少し落ち着きますし、自分も何かしなきゃと思わせてくれる。元気をくれる姿でした。
苦しい時は、仲間で支え合わなきゃいけないね。ストーンズのあの人たちは、見るからにそれができてる感じ! 仲間で声を合わせて歌ってるし、レコーディングだってしたんでしょう。偉いね。レノンさんはいないけど、とりあえずストーンズの歌でも聞くかな。レノンさんもベスト、クルマで聞くかな。
ストーンズはベストしかCDないけど、うちはCDは鳴らせないんだった。ザンネンでした。
「Livinig in the ghost town」という曲が新曲らしいけど、その冒頭が、
「ボクはゴースト、ゴーストタウンに住んでいる。キミはボクを探してる。ボクは見えない。地下に潜っちゃう!」なんて、そのまんまなんだけど、かわいらしいです。
こんなこと言われたら、かわいい女の子は、「どんな人? ゴーストさん、どこにいるの? あなたは誰?」って、探してくれそうじゃないですか。
見つけたと思ったら、わりと背すじのピンとしたオジイちゃんだったなんて、おもしろいね。
ボクも、何か言いたくなった。何て言おう。「ボクはオッチャン」と言えばそのまんまだし、「ボクはちょびハゲ」これもそのまんま。「ボクはトンボ」これもイマイチ。自分を規定できるおもしろいことばって、ないねえ。また考えよう。
楽器はできないけど、何か歌おう。ボブ・ディラン調の変なこぶしはつけられるし、変てこな声で、小さく誰かに聞こえるように、聞いて欲しそうに歌おう!