明日から、私にも人並みにお休みがあります。でも、有意義に過ごせる自信がありません。
私の「有意義」というのは、観光しまくりとか、イベント盛りだくさんとか、そんなことではありません。
もっと地に足がついた作業を着々とやれるのであれば、このまとまった休みでしかできなかったことなのだと納得し、夜のお酒もおいしいはずです。私のイメージは、農作業みたいなものなんです。畑でもいいし、田んぼでもいいから家族みんなでお弁当もって、紫外線を気にしながら、ずっと同じ作業している、いつまでこれが続くんだろう、とにかく田?枚はやるみたいな気持ちです。
そんなの、いつ経験したでしょう。ただのイメージでしかないですけど、そんな農作業に追われる日々を過ごしてみたかった。
(父母のふるさとの)カゴシマに行ったとしても、そんなことができるわけではありません。カゴシマで生きていたとしても、ネットをどんなふうにしようとか、そんなことばかり考えているはずです。ちっとも地に足はついていけない。
カゴシマではなくて、三重県で地に足をつけた、どっしりした農作業みたいなことができたらいいかもしれない。
それが理想であるなら、それがどんなに厳しいものなのか、体験するしかありません。そうですね、そういう農園にでもお仕事が見つかれば、理想が実現できるかな。
わからないですね。私ほどあてにならない人間はいないですから。飽きっぽいし、根気はないし、体力もないし、目も弱いし、本当に役立たずなんですから。
そんな、言い訳ばかりしていないで、飛び込んでみるしかないかな。フランスの人たちじゃないけど、動ける時って、そんなに私に残されてはいないのかもしれない。だったら、気持ちがある時に動くしかないのです。
ああ、自分の道、なかなか歩けないですね。いや、今も、それなりの道は歩いているんです。でも、すぐに寄り道したり、写真撮って遊んだり、夕焼けに見とれたり、そんなことして夜が更けてしまう。
いや、まだ宵の口なのに、眠くてたまらないんです。体力ないですね。