新しいカメラを買いました！ でも、トホホです。

　何というデジタルすってんころりん人生なんでしょう。

　2004年の12月に初めてカシオのデジカメを買いました。電池式をあえて選びました。４万くらいしました。

　それから、１年足らずで、不便でデザインが気に入らず、ペンタックスのカメラを２万いくらで買ってしまいます。このペンタックスも電池式で、使わないときは電池をはずしていたのですが、たまたまあちらこちら持ち歩いている時に、電池が入ったままのカメラは、カバンの中で勝手にスイッチが入り、グシャとなったせいでレンズがはみ出たまま収納できなくなりました。

　２度目の修理に出すよりも新しいのを買ってしまおうと、３代目は充電式のカシオさん。これはコンパクトで今も使っていますが、一度地面にバシャンと落としてから、ピントが合ったり合わなかったり、気分屋さんのわがままカメラになってしまいました。その後の４代目はパナソニックの２万くらいしたカメラで、ピントは合うし、カバンの中へ突っ込んでおいても大丈夫だし、いい加減な扱いの私にぴったりのカメラでした。

　ところがある時、ファインダーをのぞくと、変なモヤモヤがありました。レンズのゴミかなと拭いてみてもとれなくて、大好きなカメラなのに、どういうわけか言うことを聞いてくれなくなってしまいました。

　そして、今度は１万円のカシオのカメラを買いました（なんと５台目です。安物買いの銭失いの王道を歩いていますね）。こうして私の貧乏生活は使わない道具とともにゴミだらけになっていくのです。もっと使わないモノは捨てる。使えるのなら修理に出す。単純なことをやりれたらいいのに、それができていません。そして、貧乏になっていくのです。

　わかりました。これらもいつか清算します。とにかく、新しいのを買ってしまったんです。


　そして、二雲橋を撮りに行きました。いつもと同じ橋ですが、ツタが紅葉していて、ここだけが秋でした。


　最近気になっていたダチュラも撮りました。クルマがどんどん走り抜けても、とにかくクルマを止めて、撮ってみました。


　六本松にも行きました。




　その足もとには彼岸花が、まだ咲いていました。


　カエルもじっとしています（私が変なことをしないかぎり……）。


　月も出ています。


　堀坂山（ほっさかさん）の方は、うすぐらくなってきました。稜線がステキです。


　とにかく立ち止まって、ガッシャンとシャッターを切りましょう。たいした写真は撮れませんが、前のカメラよりも望遠はできそうです。鳥の写真が撮れたらいいけど、１万円のカメラでどれだけのものが撮れるのか、それは不安です。でも、せいぜい努力します。

　さあ、台風前の土曜、どこかへ行ってこようかな。それとも、何をしましょう。……昼寝かな。


　こちらは2015年秋の自信作ですけど、たまたま夕暮れに撮っただけですね。うちのカメラはファインダーをのぞくと、ものすごく暗くて、ああ、もうダメかなとか思ってしまうんです。それでたまたまギリギリに撮れたんです。