
先週、何曜日でしたか、追突事故に遭いました。災難でした。
まさか、こんなことが起きるなんて、と一瞬思いましたが、ずっと不安は感じていました。
私がおかしいのか、世の中がせっかちなのか、普通にチンタラ運転しているんですけど、世の中は私の走ろうとする道を横切ったり、割り込んできたり、とても危ないと思っていました。
ですから、なるべく入りたいなら入らせてあげて、右折したいという対向車がいたら、タイミングを見計らって、さあ、入りなさい、と合図したり、それは無理かもとゆっくり進んだり、状況に合わせて運転しているつもりでした。
私の反応も老化しているんでしょう。いかにも、年寄りがモタモタ走っている感じを振りまいているんだろうな。
だから、後ろから猛然と迫って来るクルマがあれば、落ち着いてほしいと思うのが常だから、そんなに焦らなくてもいいのに、みたいな運転をしてみる。そうすると、後ろの人は何だかイライラした運転になって来る。こりゃ、ヤバイから先に行かせてあげようと道を譲ったり、何だかイライラするまわりの人たちをやり過ごす日々でした。
通勤するルートに、せっかちな人が多い、というのは聞いていました。幹線道路なら、みんな諦めて普通の運転をしています。時々はひどいクルマもあるけれど、そんなクルマもあまり目立ちませんでした。そして、ひどいクルマは猛然と走り去っていくのが普通のパターンでした。
この春から、メジャーではない道を走ることにしたので、細心の注意を払いつつ運転していました。
でも、先週は、突然わき道から道に出ようとするクルマが、一つはやり過ごしたから、大丈夫と入り込んできました。その判断はどうなのかなと私は思いますが、その人は大丈夫と思ったそうです。
そして、チンタラ走っていた私のクルマはよけられず、後ろのドアからズルッと擦り傷を負いました。
警察を呼び、保険会社を呼び、あれこれと連絡して、私の朝は、とんでもないところから始まりました。
でも、擦り傷だけだから、クルマが動くことに関しては大丈夫で、まだ修理はできてないけど、またお仕事にも使います。いつになったらクルマが回復するのか、もうしばらくはそのままみたいです。
それが辛いけど、この苦い思いを抱えたまま、日々を過ごしていきたいです。通勤ルートも別のところへ変えようと思います。少し時間はかかるけれど、飛び出しは少ないのかなと思います。
それも、どうなるものやら。事故はほんとに怖いです。自分で自分が信じられないくらい。どうしてあのクルマは、大丈夫と思ったのだろう。人って、そんなことをする生き物らしい。大丈夫と思わず、これでいいのか、それは本当か? そう思って生きていきたいです。