甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

渡し船に乗って

2014年09月21日 22時37分21秒 | 町並みを行く!
 実家で目覚めた朝、渡し船に乗ろうと決めて、父の自転車をこいでトコトコいきました。


 千本松渡船に行きました。ここから西成区に渡りました。クルクル回るワクの中はグランドになっていて、少年野球のチームが集まっていました。


 私たちはメガネ橋と呼び、伊豆やあちらこちらにクルクル橋が観光名所になっていたりするのですが、
「ああ、そういうのは知っているし、特にめずらしくもないよと、無感動になってしまうのは、自分たちの橋に自信があったからです。もう、何年くらい前に架かった橋だったのか、40年以上経過しているでしょうね。


 西成区を北上して、今度は下落合渡しで大正区に戻ってきました。市長さんの方針なのか、日曜なのに日の丸が掲揚されていました。それを見て、うっかりものの私は、てっきり祝日なんだ! と思ったものでした。


 工場の番犬を見つけて、かわいい柴犬なので写真を撮ろうと自転車を止めると、どういうことなのか吠え始めるのです。まあ、柵があるので噛みつかれはしないけど、せっかくのワンチャンとの出会いなのに拒否されてしまいました。少しガッカリしながら渡船乗り場に到着します。

 台風が来週には来るというのに、穏やかな朝、休みの日だけどお客さんはやって来ます。

 私は、渡し船に乗ることが目的だから、つい無意味に乗ってしまいます。対岸の西成区は殺伐とした工場地帯で、なんだか潤いないなあと思いながら走り、千本松渡しから下落合渡しまで移動して、再び渡し船に乗って戻ってきました。ただそれだけの朝の旅でした。柴犬はもういませんでした。


1 秋の朝ボラ浮遊する川の渡し


2 柴犬の不機嫌な朝の彼岸


3 彼岸の入り父の自転車駆りていく


4 秋空にハルカス日を浴びている


5 螺旋橋 球児らの秋 めぐり来る


以上、渡し船の秋の無理矢理俳句でした!


★ 秋は、父母が仲良くどこかへ出かける季節でした。土産話を聞かされて、ああ、仲良くやっているんだねとホッと一安心するのがいつものこの時期でした。

 でも、今は、母1人の生活なので、せいぜい顔を出していきたいし、一緒にどこかへ行きたいのですが、今日は母にふられました。ザンネンでした。京都の東寺の弘法さんを見に行こうと思ったのになあ。

 21日がお休みなんて、めったにないことなのに、この前の祇園の後祭りで懲りたのかもしれません。それに、今日の京都は混んでたでしょうね。だから、それでよかったのかも……(2015.9.21)

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