7月末に愛知県美術館に行った折には、こんなに話題になるとは知りませんでした。
今朝なんて、「携行缶をもってお邪魔します」という丁寧な脅迫状をコンビニからファックスで送りつけたトラック運転手・53歳が逮捕されたというニュースもありました。
みんなすぐに流れに乗っかって、余計なことをしてしまうのは大人も子どもも関係ありません。みんなで冷静な判断を無くして、思い付きを突発的な攻撃で行ってしまう。
本人の中では、ちゃんとした正義やら、道義やら、理屈が成り立っているのでしょうが、迷惑であり、嫌がらせを飛び越した犯罪であるのは確かなようです。
でも、みんな簡単にハードルを越えて、犯罪に走ってしまう。しかも、全く罪の意識もかけらもなくて、自分は正しい行動をしたと思っている。
トラック運転手さんも、あっさりと自分がしたことだと認めたということでした。コンビニ内の防犯カメラに自分の姿が映っていたから、それは仕方がなかったのでしょうが、あえて名乗り出るような、「よくぞ俺を見つけてくれた」とうれしかったのではないですか。
これから後が大変なのに、本人は一瞬の自らの正義に殉じてしまった。
自戒しなくてはいけません。今は、いろんなことが犯罪に問われる時代です。
そして、ブレーキの効かない時代です。みんなが罪とは思わず、罪の世界に踏み出してしまう時代です。いろんなことが他人には、悪ふざけではなく、罰して欲しいと要求される時代なのです。
トリエンナーレを翌日に控えて、愛知県美術館の中では、巨大なTシャツスピーカーが飾られていました。これも芸術だったらしい。
黒いTシャツをつなぎ合わせて、巨大なスピーカーを作った。四階ぶち抜きで、かなりの重さになったと思われますが、音楽とも言えないような、地球の息吹みたいな音が流されていました。
近くで撮っても、ただのつぎはぎのTシャツだから、真ん中くらいから全体を撮ってみました。
ああ、面白いことをしていたのに、みんなに見られるチャンスを失ってしまった。いや、あちらこちらでいろんなことがやられているから、愛知県美術館の会場は何かあるのかな。
話題になった直後、ものすごい人出だったそうです。でも今は、ひっそりしているんだろうか。
そんな嫌韓でお客を呼び込もうなんて、そんなせこい商売を考えたのではないですね。何だか残念です。そして、津田大介さん、ラジオで聞く分には信頼できる感じなんだけど、テレビに出てくると、怪しさが前面に出てきます。ああした白髪にしているとしたら、もう少し髪を短くしてもらえたら、少しは見た目から来る怪しさは減るのかな。
他人の見た目をあれこれ言っても始まりません。
たぶん、実際に見た人は、「これが話題になっている像を着色したものか、ヘーっ」「この像を置くかおかないかでもめてんだねー」くらいしかなかったと思うんだけどな。
★ もう7日間チャレンジしなくていいのかな。何だかめんどくさくなってきました。