先日、大阪へ行ってきました。ナンバの高島屋の7階に行き、催事場のカバンとクツのコーナーをのぞきましたが、私たちの買えるモノなんて、全くありませんでした。残念でした。
そこで何と、岡本太郎さんのタイル絵を発見しました。問答無用で好きなんです。メリハリが効いているというのか、不思議な生命が躍動しているというのか、何だか好きなんです。それで、お昼を食べようとしてるみなさんを見ながら、みんなリッチに高島屋の食堂街かー、と変にクールに見ていました。お昼時だけど、実家で朝ご飯を食べ過ぎたので、まるで食欲がなかったのです。それで、ひたすらタロウさんに感動できたんです。
1 朝の庭 先端のパッタ 蚊の大群
2 オクラの葉 まんなかで憩(いこ)う心地よさ
3 ニラの花 たった一度の光過ぐ
4 おみなえし 夫の希望を妻かなえ
5 彼岸花 どいつもこいつも寄り添いて
6 彼岸花 仲間はずれなく咲きぬ
7 秋寒や 新聞読まぬ朝つづく
8 スズメたち 夕焼け前の懇談会
9 夕暮れて 郵便局に行きそびれ
明日、奥さんと野山を走ってきましょう。台風の来る前に彼岸花をもっと見てこようと思います。
★ 2年前の俳句ですか。即物的ですなあ。ニラの花の写真はなかなかいいですね。気に入りました。こんなすごい写真はだれが撮ったんでしょう? もちろん、私なんですね。すごいなあ、私! 自画自賛ですね。
(2016.9.12)