甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

亀山は東海道の宿場町 なのに電車は一時間ごと

2014年06月01日 21時08分40秒 | 町並みを行く!
朝、電車から自宅にメール
 今日も電車で出勤します。一瞬、クルマで走るか? とも思いましたが、やはり当初の予定通りにしました。今朝は大好きなクリーム色に朱色の車両が5両編成の一番最後にいたので、若い車掌さんが一生懸命お仕事しているのもかまわずに、写真なんか撮りました。なんという野次馬根性でしょう! いつからこんな無節操というか、ヤミクモというか、メッタヤタラというか、ジタバタしながら写真撮る人になったのでしょう。そして、作品はこれまた、その場しのぎの、いい加減なものが多いです! もう居直るしかありません。しばらくやれるだけ野次馬でいきます。


 ヒゲも剃らず、靴下もはかない、だらしない日曜出勤です。昨日は腰の不安を抱えながらビクビクして座っていました。今日も不安ではあります。背筋も腹筋も弱っています。椅子に座ると筋肉のない人というのか、自分の体をすべて背もたれにまかせてしまい、自分で自分の体重を支えずに座っていることが多いのです。気づいたら、あわてて背筋を立てて、背筋で体を伸ばすようにしますが、それもつかの間で、気づいたらすぐにダラッと座っています。これから先、自分の体重を支えて立ち、歩き、座り、そういうことがずっとできるのか、心配になってきました。あと30年は自分の力で自分を支えて生きていきたいのに……。それにはそれなりの努力が必要です。

……ドクダミみたいに地道にコツコツ!

 今日1日、いろんな人に話しかけて充実した1日が過ごせたら、うれしいです。頑張らないと、それは難しいので、心を開いて話しかけてみます!

と、朝は意気込んでいましたが、どうだったかな。久しぶりに知人に会って、少しだけ話すことはできました。やはり人と話すにはこちらも心を開き、ゆとりを持ち、相手の様子や状況をしっかり聞いて、どんどん話を深めていかなくてはいけないですね。


 突然ですが、広重さんの「亀山」は、どんな絵でしたっけ?
……こういう感じでした。

 それが亀山文化会館の緞帳(どんちょう)にすると、



こんな感じでした。こんなに大きくしてもらうと、細部まで細かく描かれていて、しかも、たくさんの要素を切り詰めて、表現したいものだけを取り上げた取捨選択がおこなわれているのだと、広重さんの絵の巧みさに感心しました。緞帳さんのおかげです!



 雪が降り積もった町を旅人が通り過ぎる。町は細長い丘の上にずっと続いていて、見上げると冬の短い1日の終わりで、西の空は夕映えになっています。斜面に立つ松の木もりりしく、こうした自然に力添えされて、旅人も歩いて行けそうな感じ、そんな絵です。

 われわれは「亀山」というと、まずこの画面が焼き付いています。そして実際に訪れてみると、たまたま夏の風景たったり、春の桜だったりするのですが、基本はまず広重さんの画像で、そこにプラスして見ている自分に気づきます。

 広重さんの東海道五十三次の55枚の絵の中では、「亀山宿」の絵は、いまいちインパクトが弱くて、ピンクと白と少しだけ黒というイメージしかない絵だったのですが、意外と自分の心の中に入っている絵だったのだなと改めて思いました。そういうことに気づいた1日ではありました。


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