甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

桐の花と満月

2016年04月22日 23時32分30秒 | 空を見上げて
 今日は満月でした。クルマを駐車場に止めて、津の駅ちかくのお店で宴会でした。お酒を飲まない宴会は、少し味気ないし、私みたいなボンヤリ系のオッサンは、ただぼんやり時間を過ごしているだけで、若い人のノリについていけず、ただ見ているだけで、あまり何も話せませんでした。ザンネンでした。

 でも、気になる若手の人がいて、その人と少しだけ話しました。ずっとお昼はお弁当をちゃんと食べてたから、てっきり奥さんがいるんだろうと思ってたんです。なのにしょっちゅう合コンとかを渡り歩いて、プレイボーイだなと思ってたら、なんと実家のお母さんが作ってくださっているということでした。

 私はそんなことも知らなかったんです。何という冷たいオッサンだと、半分自分にあきれつつ、それでも少しフォローしようとして、今までどんな女性とつきあったの? とか、少しだけ積極的に訊いてみたりしました。沖縄につきあってた人を残し、サッパリと別れて、三重に戻ってきたということでした。

 そこをあまりしつこくは訊かなかったんですけど、たぶん、いろいろなドラマがあったんだろうなという気はしました。明るく元気な人なんだけど、そりゃ三十何年の人生の中には、いろいろあるものだと思う私でした。……それくらいかな。おせっかいなことだけど、彼には早く結婚してもらえたらなあと勝手に思ってしまいました。

 1次会で、私だけが退散して、ヨッパライたちの近鉄でトコトコ帰って来て、駅から自宅までゆったりと40キロくらいで帰って来ました。何だか、お酒は飲んでないのに、疲れてたんでしょうね。



 それで、桐の花です。私が気になっていた桐の花は、あれ、咲かないなあと思ってたら、よその桐の花は満開で、下から見上げると、こんな薄い紫とほんやりした花でした。



 道沿いに咲いていました。ここの桐の花はこんなに元気なのに、私が注目していた桐の花は枯れているようです。

 ああ、高校の通用門のアプローチのところに、桐の花が咲いているんですよ、と3年の古典の先生に教わって、あれが桐の花かと思ってから、40年くらい経とうとしています。

 あっという間の40年、私はどういうわけか三重県に住み、この4月下旬、別のところで桐の花を見つけています。

 これから、何度見つけられるのか、それはわからないけれど、簡単に見られるものではないし、群れる花ではなくて、ポツリとどこかでわりと静かに咲いて、いつのまにか消えている、ささやかなお花です。これも奥さんを連れて見に行かないといけないかもしれないです。


1 桐の花 懸念材料 ふと忘れ


2 ×桐の花 一緒に楽しむ人連れむ →×桐の花 妻と一緒に 見てみよう(標語ですね)



3 桐の花 古典の先生 ベレー帽


4 桐の花 通用門の 上がり口


★ せっかく見つけた桐の花は、どういうわけか切られてズタズタになっていました。道沿いに咲いていたので、危ない時もあるのでしょうが、そのままずっと大きくさせてあげればいいのに、もう今はありません。また、桐の花を探す日々が続きます。そして、簡単に見つかるものではなくて、ずっとずっと探させねばならない。血まなこでは見つからず、ウッカリしていないと心に入ってこないし、ムズカシイです。

 今、桐の花のシーズンになっていたなんて、知らなかった。藤の花ももうすぐみたいですけど、花たちもそりゃもう一生懸命なんです。(2017.4.23) 



5 桐の花 無呼吸睡眠からの生還


6 桐の花 ついつい妻とすれちがい

★ なかなか桐の花でしっとりする句が書けないです。 


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