月曜日の夜に、「スラムドッグ・ミリオネア」を見ました。
21~23時までBSで見て、少しホンワカしましたよ! それは、何とも言えない「愛」を感じたからです。まさか世の中にはそんな純愛は、ないかもしれないけれど、できればそんな純な気持ちを持てたら、いや見るだけでも、いいえ聞くだけでもいいから、そしたら、しあわせになれるんだ! と思いました。
週末からイマイチ気分が乗らず、家に帰っても暗い顔をしていたようです。奥さんはあれこれと話しかけたそうですが、ボンヤリとした受け答えしかせず、言葉少なでゲッソリしていた、ということでした。本人は、フツーにしていたつもりですけど……。
神戸で鉄人見ても、何だかスカッとしない気分だったのか? 火曜日にちょっと心配なことがあって、それが何ごとにも影響を及ぼしていたのかもしれません。でも、映画を見た月曜の夜は、しあわせだったのです。だから、火曜が乗り切れたのかも!
ジャマールとサリームという弟と兄がいました。2人は幼いときに孤児となり、各地を放浪した末に、自分たちのふるさとムンバイに戻ってきます。そして、幼い時に離ればなれになってしまったラティカを探して、やっと見つけだします。けれども、彼女を連れ出すときにお兄ちゃんのサリームはギャングのボスを殺してしまいます。ここから、お兄ちゃんの転落人生が始まって、お兄ちゃんは結局、弟の大事な恋人まで力ずくで奪い、失踪して、兄と弟もバラバラになります。
ジャマールは、兄と恋人を失い、大都会の真ん中でバイトをしながら生きることになりました。そして、クイズ番組「ミリオネアー」に出演するのでした。出演の動機も、お金が目的ではなくて、はぐれてしまった恋人に、自分の存在に気づいてもらいたい、その一心で出て、たまたま勝ち進んでしまい、目的通り恋人に見つけてもらうのでした。
映画は、クイズ番組の初日が済んで、ずっとジャマールがクイズに正解しつづけたので、何か小細工があったものとみなされて、警察で拷問を受けるところから始まります。電気ショック・水攻め・なぐる・蹴るなどの一連の取り調べがあって、刑事さんに「ボクはすべて答えを知っていたんだよ」と告げたのです。
インド人の常識さえ知らない無学な青年が、たまたま番組で出されたクイズの答えだけは、見事に自分の過去とつながって知っていたのです。だから、映画の中でも強調される運命(デスティニイ)によって、ジャマールは答え、運命によってふたたび恋人にめぐりあえて、2人はしあわせ・大団円となるのでした。
クイズが出される度に、ジャマールの過去のエピソードが展開し、世にも不思議なつながりで、それらの難問が解決されて、彼は自信をもって個々の質問に答えを出していくことができました。取り調べをした刑事さんは、話のわかる人で、クイズ番組の司会者の方がはるかにあやしい人物のように描かれていて、そこがなんとも魅力的なところでした。世の中そうしたくわせ者がいっぱいいるのです。
刑事さんはジャマールの話に納得して、「君はふたたび番組に出なさい」と言ってくれて、2日目の番組開始。もちろん生放送で、インドのたくさんの人々が見ています。2日目の難問がだされて、これには全く手が出ない。お手上げ状態。すべてを失うのかということで、最終手段の電話を使います。唯一知っている電話番号の兄の携帯電話にかける。
その時すでに兄は、ギャングの囲われ者になっていたラティカを助け、自分はギャングを裏切ったので、2人をかばうために死ぬのを覚悟し、事実ギャングのボスを殺し、自分も殺されてしまう。時には弟に嫌がらせをしたりした兄ではあったのですが、最後に弟を助けてあげたのでした。
そして、みごと2000万ルピーだかを獲得し、運命の人・ラティカとふたたび駅で出会い、2人は喜びのダンスをして、映画は終わります。
やっとあらすじ紹介が済みました。今回の映画日記で言いたかったのは、その2人が一生懸命に幼い頃から、様々な困難を乗り越えて、ずっとお互いを思い続け、その念願がかなって結ばれる。それは映画だから、当然そうなるのですが、そこへたどりつくまでの様々なエピソードの積み重ねが、何とも印象的で、こうした辛い青春を過ごしても、お互いを思い合えるなんて、とてもすばらしいじゃないかと、そんな恋愛は、現実にはなかなか存在しにくいかもしれないけれど、それでも、いや世の中は広いのだから、そういう強い運命で結ばれた2人って、あるのかもしれないと、思えたので、しあわせになれたんです。
うちも、そうしたしあわせな運命的な、われなべにとしぶたカップルなので、ぜひその不思議な運命をつづけていきたいと思ったので、長々とつたない紹介と、くどくどしい口上を述べました。
失礼しました。
21~23時までBSで見て、少しホンワカしましたよ! それは、何とも言えない「愛」を感じたからです。まさか世の中にはそんな純愛は、ないかもしれないけれど、できればそんな純な気持ちを持てたら、いや見るだけでも、いいえ聞くだけでもいいから、そしたら、しあわせになれるんだ! と思いました。
週末からイマイチ気分が乗らず、家に帰っても暗い顔をしていたようです。奥さんはあれこれと話しかけたそうですが、ボンヤリとした受け答えしかせず、言葉少なでゲッソリしていた、ということでした。本人は、フツーにしていたつもりですけど……。
神戸で鉄人見ても、何だかスカッとしない気分だったのか? 火曜日にちょっと心配なことがあって、それが何ごとにも影響を及ぼしていたのかもしれません。でも、映画を見た月曜の夜は、しあわせだったのです。だから、火曜が乗り切れたのかも!
ジャマールとサリームという弟と兄がいました。2人は幼いときに孤児となり、各地を放浪した末に、自分たちのふるさとムンバイに戻ってきます。そして、幼い時に離ればなれになってしまったラティカを探して、やっと見つけだします。けれども、彼女を連れ出すときにお兄ちゃんのサリームはギャングのボスを殺してしまいます。ここから、お兄ちゃんの転落人生が始まって、お兄ちゃんは結局、弟の大事な恋人まで力ずくで奪い、失踪して、兄と弟もバラバラになります。
ジャマールは、兄と恋人を失い、大都会の真ん中でバイトをしながら生きることになりました。そして、クイズ番組「ミリオネアー」に出演するのでした。出演の動機も、お金が目的ではなくて、はぐれてしまった恋人に、自分の存在に気づいてもらいたい、その一心で出て、たまたま勝ち進んでしまい、目的通り恋人に見つけてもらうのでした。
映画は、クイズ番組の初日が済んで、ずっとジャマールがクイズに正解しつづけたので、何か小細工があったものとみなされて、警察で拷問を受けるところから始まります。電気ショック・水攻め・なぐる・蹴るなどの一連の取り調べがあって、刑事さんに「ボクはすべて答えを知っていたんだよ」と告げたのです。
インド人の常識さえ知らない無学な青年が、たまたま番組で出されたクイズの答えだけは、見事に自分の過去とつながって知っていたのです。だから、映画の中でも強調される運命(デスティニイ)によって、ジャマールは答え、運命によってふたたび恋人にめぐりあえて、2人はしあわせ・大団円となるのでした。
クイズが出される度に、ジャマールの過去のエピソードが展開し、世にも不思議なつながりで、それらの難問が解決されて、彼は自信をもって個々の質問に答えを出していくことができました。取り調べをした刑事さんは、話のわかる人で、クイズ番組の司会者の方がはるかにあやしい人物のように描かれていて、そこがなんとも魅力的なところでした。世の中そうしたくわせ者がいっぱいいるのです。
刑事さんはジャマールの話に納得して、「君はふたたび番組に出なさい」と言ってくれて、2日目の番組開始。もちろん生放送で、インドのたくさんの人々が見ています。2日目の難問がだされて、これには全く手が出ない。お手上げ状態。すべてを失うのかということで、最終手段の電話を使います。唯一知っている電話番号の兄の携帯電話にかける。
その時すでに兄は、ギャングの囲われ者になっていたラティカを助け、自分はギャングを裏切ったので、2人をかばうために死ぬのを覚悟し、事実ギャングのボスを殺し、自分も殺されてしまう。時には弟に嫌がらせをしたりした兄ではあったのですが、最後に弟を助けてあげたのでした。
そして、みごと2000万ルピーだかを獲得し、運命の人・ラティカとふたたび駅で出会い、2人は喜びのダンスをして、映画は終わります。
やっとあらすじ紹介が済みました。今回の映画日記で言いたかったのは、その2人が一生懸命に幼い頃から、様々な困難を乗り越えて、ずっとお互いを思い続け、その念願がかなって結ばれる。それは映画だから、当然そうなるのですが、そこへたどりつくまでの様々なエピソードの積み重ねが、何とも印象的で、こうした辛い青春を過ごしても、お互いを思い合えるなんて、とてもすばらしいじゃないかと、そんな恋愛は、現実にはなかなか存在しにくいかもしれないけれど、それでも、いや世の中は広いのだから、そういう強い運命で結ばれた2人って、あるのかもしれないと、思えたので、しあわせになれたんです。
うちも、そうしたしあわせな運命的な、われなべにとしぶたカップルなので、ぜひその不思議な運命をつづけていきたいと思ったので、長々とつたない紹介と、くどくどしい口上を述べました。
失礼しました。