目的地は長谷園なのに、表紙はなぜか土楽窯(どらくがま)の藤棚にしました。丸柱の中心的存在の長谷園がこの時期に一大イベントを実施しているから(? たぶん、ただの休みだと思われますが……)、伊賀焼の中では非主流派(ライバルというより、活躍するフィールドが違うのかな?)みたいな感じの土楽窯はお休みのようでした。少しだけと思ってのぞいたら、藤棚にはきれいな藤が咲いていました。こざっぱりとしたエントランスで、長谷園とはあり方が違うようです。どっちも私は好きなんですけどね……。
とにかく、ひっそりとしていて、なかなかいい感じでした。イベント会場はごったがえしていたけれど、少し離れるとこの静けさで、ここが丸柱のいいとこです。
家をゆっくりと出て、高速にのらずに、伊賀コリドールロードというところを走ってみました。私はものすごく感動したのでクルマを止めたんですけど、地元の人も観光客もおらず静かでした。
私の力ではこれが限界で、ただ撮っただけですね。あの見事さを表現できていない。とにかく壁のようにあたり一面を覆うようにして、あちらこちらと藤は咲いていました。
お昼ゴハンは、研究不足で、コンビニおにぎりとハムカツサンド、なんという昼ゴハンなんでしょう。それで丸柱に向かう信号を左折してみました。
しばらくすると、クルマの列が見えました。会場まではクルマで5分くらいのところなのですが、どうも渋滞しているらしい。信号があるわけでもないし、事故でもないみたいだから、どうやら会場に向かう列がこんなになっているみたいでした。
というわけで、駐車場から出るのを待つためのクルマの列がずっとはるか遠くのところまで渋滞させています。それで結局私たちは1時間ほど、よたよたと渋滞の中を進んで、やっとクルマを止めることができたのは、家を出て4時間くらいたっていました。さすがゴールデンウイーク! 何かするにしても、行列に並ばないと、何もできないのです。私たち中年夫婦も渋滞にくじけて横道に入りたい誘惑にかられながら、とうとう長谷園まで着きました。たぶん、4日の天気予報が荒れるということだったので、みんな3日に集まったのかもしれない。
会場は、いつもと変わらず、いつものところにだいたいいつものお店が入っていました。でも、うちがひいきにしている単価の安い陶器のところは、今年は出ていなくて、どうしたんだろうと気になったりしました。
一つ一つが安いけど、それなりに味わいのある色といい、手触りといい、気に入っていたのに、どうしたんでしょう。やめてしまったのか、それともたまたま不参加だったのか、お店の名前も憶えてなくて、何だか申し訳ないような感じでした。少しポカンとなりました。
……この2枚は2014年の長谷園です。
長谷園さんでは、メジャーだから、安くしているものは安くて、うちはそばちょこみたいなのを1つ買いました。前にもセットで買ったのの1つが欠けてしまったので、その代わりをしてもらうためです。
使えば使うほど味の出る白い急須、これも300円であるのは知ってたから、行ってみたら、もう今日の分は売り切れていました。ザンネンでした。500円のは少し重くて、大きすぎたのでやめました。ザンネンです。また来年か、9月にでもチャンスがあれば買うか、というところでした。
オサルさんは、本宅を開放していて、その飾りものでした。干支の動物だから、撮ってみました。もう5月ですけどね。あと8ヶ月お世話にならなくちゃいけないし……。
重要な構造物として、登り窯が見学できて、この上の方から丸柱の町をながめ、5月の連休が過ぎていくのをぼんやり見ていたら、トリが現れました。何のトリでしょう。
やけに大胆で、白いテントの上をのぼったり、滑ったりしていました。まさか遊んでいるわけではないけれど、自分たちの世界の決まり事として、人間たちがガチャガチャうるさいから、それをながめに来た感じでした。
おうちに帰って調べてみたら、キセキレイというのではないかと思います。他にも候補はいるんですが、たぶん、そういうことなんだろうと思って、とにかく初めてキセキレイを見たということにします。
そうでした。最近、うちのまわりにハクセキレイが来るようになったと奥さんは言います。前からいると思ってたけど、彼女もそういうふうに思ったらしく、あれこれ調べたそうです。そうしたら、ハクセキレイは神様の使いだということでした。ああ、ありがたいことです。神様に守られているんですね。そのお使いがトリだというのが、とてもかわいらしい気がします。
都合が良すぎるけど、そういうことにしておきます。トリたちが楽しく暮らせる環境があればいいんですけど……。
とにかく、ひっそりとしていて、なかなかいい感じでした。イベント会場はごったがえしていたけれど、少し離れるとこの静けさで、ここが丸柱のいいとこです。
家をゆっくりと出て、高速にのらずに、伊賀コリドールロードというところを走ってみました。私はものすごく感動したのでクルマを止めたんですけど、地元の人も観光客もおらず静かでした。
私の力ではこれが限界で、ただ撮っただけですね。あの見事さを表現できていない。とにかく壁のようにあたり一面を覆うようにして、あちらこちらと藤は咲いていました。
お昼ゴハンは、研究不足で、コンビニおにぎりとハムカツサンド、なんという昼ゴハンなんでしょう。それで丸柱に向かう信号を左折してみました。
しばらくすると、クルマの列が見えました。会場まではクルマで5分くらいのところなのですが、どうも渋滞しているらしい。信号があるわけでもないし、事故でもないみたいだから、どうやら会場に向かう列がこんなになっているみたいでした。
というわけで、駐車場から出るのを待つためのクルマの列がずっとはるか遠くのところまで渋滞させています。それで結局私たちは1時間ほど、よたよたと渋滞の中を進んで、やっとクルマを止めることができたのは、家を出て4時間くらいたっていました。さすがゴールデンウイーク! 何かするにしても、行列に並ばないと、何もできないのです。私たち中年夫婦も渋滞にくじけて横道に入りたい誘惑にかられながら、とうとう長谷園まで着きました。たぶん、4日の天気予報が荒れるということだったので、みんな3日に集まったのかもしれない。
会場は、いつもと変わらず、いつものところにだいたいいつものお店が入っていました。でも、うちがひいきにしている単価の安い陶器のところは、今年は出ていなくて、どうしたんだろうと気になったりしました。
一つ一つが安いけど、それなりに味わいのある色といい、手触りといい、気に入っていたのに、どうしたんでしょう。やめてしまったのか、それともたまたま不参加だったのか、お店の名前も憶えてなくて、何だか申し訳ないような感じでした。少しポカンとなりました。
……この2枚は2014年の長谷園です。
長谷園さんでは、メジャーだから、安くしているものは安くて、うちはそばちょこみたいなのを1つ買いました。前にもセットで買ったのの1つが欠けてしまったので、その代わりをしてもらうためです。
使えば使うほど味の出る白い急須、これも300円であるのは知ってたから、行ってみたら、もう今日の分は売り切れていました。ザンネンでした。500円のは少し重くて、大きすぎたのでやめました。ザンネンです。また来年か、9月にでもチャンスがあれば買うか、というところでした。
オサルさんは、本宅を開放していて、その飾りものでした。干支の動物だから、撮ってみました。もう5月ですけどね。あと8ヶ月お世話にならなくちゃいけないし……。
重要な構造物として、登り窯が見学できて、この上の方から丸柱の町をながめ、5月の連休が過ぎていくのをぼんやり見ていたら、トリが現れました。何のトリでしょう。
やけに大胆で、白いテントの上をのぼったり、滑ったりしていました。まさか遊んでいるわけではないけれど、自分たちの世界の決まり事として、人間たちがガチャガチャうるさいから、それをながめに来た感じでした。
おうちに帰って調べてみたら、キセキレイというのではないかと思います。他にも候補はいるんですが、たぶん、そういうことなんだろうと思って、とにかく初めてキセキレイを見たということにします。
そうでした。最近、うちのまわりにハクセキレイが来るようになったと奥さんは言います。前からいると思ってたけど、彼女もそういうふうに思ったらしく、あれこれ調べたそうです。そうしたら、ハクセキレイは神様の使いだということでした。ああ、ありがたいことです。神様に守られているんですね。そのお使いがトリだというのが、とてもかわいらしい気がします。
都合が良すぎるけど、そういうことにしておきます。トリたちが楽しく暮らせる環境があればいいんですけど……。