夜中、2:33amに目覚めてしまいました。明るかった。もう朝なのかと思ったのです。トイレして、月が出ているのかと見てみたら、わりと低いところにお月さんは出ていて、ストロベリーというよりは、オレンジ色に輝いていたと思います。
そうか、今ごろが一番南にあるのか、と思ったものの、しっかり確認もしないで、まだ早いから寝てしまおうとしてたら、今度は4時過ぎに目覚めました。もう月はなかった。新聞で調べてみたら、まだ30分くらいお月さんは見えるはずなのに、雲が空一面にはりめぐらされているのか、何も見えなかった。
これがスカッと晴れてたら、ひんがし(東)の野にかぎろいの立つ見えてかえりみすれば月かたぶきぬ、みたいな雄大な自然を味わえるのかもしれないけど、家でこもってるボクみたいなヤツには、そんなの見るチャンスはありません。お月さんが小さく欠ける場面もあったということだけど、お構いなしで寝てるんだもんな。チャンスを逃しまくりです。
そういえば、愛用のカメラ、雨の日に無理矢理あちらこちらに引っ張り出してから、レンズのどまんなかにカビなのか、くもりなのか、汚れなのか、ついてしまって、写真は何を撮っても肝心な真ん中に変な影が入るようになりました。これは残念で、しばらく愛用のカメラさんを休ませてあげなきゃいけないのかもしれない、と思います。
代わりは、つい最近スマホデビューしたから、スマホさんの力で乗り切ろうかな。でも、このスマホさんはカバーも何もなくて、たぶん、私はこれから何度も落っことすし、画面も割れちゃうし、写真どころではなくなる気がします。そうしたら、愛用カメラがよみがえるかな?
わかりませんね。とにかく、まわりのあれこれを大事に扱いながら、貧乏生活をやりくりするしかないですね。
さて、昨日、帰ってくるとき、何とも言えない匂いを感じつつクルマを走らせていました。焼酎を買いに行かなきゃとも思いつつ、今日はやめとこうと考えたり、あれこれつまらないことを思い浮かべては消し、考えては忘れしていました。
大きな栗の木の下も通りました。花が満開でした。
栗の花は、ふつうの木のところに無数の黄色い線が走っていて、なんじゃあれ? と見ていたら、それがイガイガの栗をつけて、季節になったらコトンと下に落ちていくことでしょう。
だとしたら、栗の実の外側のイガイガで、タイヤがパンクするっていうことないのだろうか。ということが気になりました。一昨日の夜、パンクして困ってる同僚がいたので、スベアタイヤを取り付けなきゃと思ったんでしたっけ。でも、最近の軽自動車はスベアタイヤも積んでなくて、どうにもしようがなかったんだった。そのまま業者の方にクルマは載せてもらって修理したそうで、パンクに少しだけ敏感になってたせいでしょうか。
栗のイガイガでパンクするようなことはないと、わかってはいるけど、テレビを見ても、たまたまパンクして、そこで出会った人と結婚したという話も聞かされたり、パンクづくしだったせいかもしれない。
肝心の栗の花の匂い、だるくて、やるせなくて、温度の変化にさらされた私たちに「そんなことはいいから、早く寝ろよ。パソコンで遊んでるなよ。お月さん見たいだろ。そんなら、何もしないなら、ゆっくりしなさい。」と、言ってくれてるような、わりと私たちに同情的に寄り添う匂い、みたいな気がしたんだけど、いつものコジツケかな。
お月さんをチラッと見たけど、向き合えなかった。栗の花をいくつも見て、匂いも感じたのに、それだけだった。だから、反省して、起きたらすぐに栗の花のラクガキをしました。写真はどこかでちゃんと撮りたいのだけれど。