今日はもう、何だかイヤになってしまって、ひねくれた気持ちと頭痛とくたびれた感でヘロヘロになっています。
こんなことでは、週末を乗り切れません。乗り切りたいけど、あいかわらずお金もないし、どうしたんだろう。
夏はお金があるような気がしていたのに、このごろはやたらとお金がないですよ。おかしいなあ。
アメリカのラスベガスでとんでもない事件が起こりました。何十人もの人が亡くなり、たくさんの人がケガをしました。犯人は、コンサート会場を見下ろすホテルから、十分間ほど自慢の武器で撃ちまくったということです。その後に犯人は自殺した。
犯人の妻はフィリピンの人で、彼女の元へなのかどうか不明だけれど、一千万円ほど母国に送金していたそうです。
どうしてそんなことをしたのか、それはわからないでしょう。
そして、これでも、アメリカでは銃の規制をしようということには絶対にならないそうです。なにしろ、共和党の支持団体には全米ライフル協会というのがあって、たぶんもと軍人の人たちとか、建国の魂を持ち、自分のことは自分で守る式の、たくましい考え方の人たちがいて、絶対に自宅にある武器を手放さないのです。
アメリカも秀吉さんみたいな人が現れて、天下統一をして、刀狩り・銃狩りをしないかぎりずっと武器は野放しのままでしょう。だから、これからも突然の事件は起こります。その度に国民はショックを受けるだろうけど、永遠にアメリカ国内から銃はなくならないのです。
ノーベル賞の報道も続いているし、学問をするならアメリカなんだろうけど、それが必要な人はほんの一部の人だから、最先端の学問をする人たちと、突然武器を使って無差別殺人をする人たちの共生する社会はつづくのでしょう。それがアメリカという国です。
日本はどうでしょう。
たとえば原発ですね。新潟の柏崎刈羽原発がいよいよ承認されたということでした。
すでに結論は出ています。
すべての原発をフル稼働させよ。国民に意見はないのだ。国策として経済的な原発は推進すべきである。原発は経済的で温暖化の対策としても良い。地域振興にもなる。願ってもないすばらしいものなのだ。
経済効果も莫大で、稼働すれば数百億円の利益をもたらすのだ。もう電力会社も、政府も、財界もそんなことを考えれば、後々の不安はあるけれど、稼働させるべきなのだ。
そういう考えが推進され、着実にそちらに向かっています。
原発を管理する会社はどんなところか? それは政府が監督するから問題なし。地元も望んでいる。地震対策もバッチリだ。あんな千年に一度の大地震はもうしばらく来ないし、もし来たとしても、対策は万全だ。そう言うでしょう。
すべての原発の問題は克服されたことになっているようです。
そうか。原発はもうフル稼働の時代に入ったんですね。太平洋側もどんどん動かしてしまえ。福井の十いくつの原発も全部オープンにしろ。そういうことですね。事故もミスも、災害も起きないし、備えは十分なんでしょう。核のゴミ問題は残っているけれど、それは考えない。後の人々が新たに考えればいいことになっている。地底のどこか深いところに処理すればそれでいい。
何万年後に地底から飛び出てきた核のゴミに、人々はびっくりするだろうな。いや、その時に人類が生き残っているのか、私は不安です。
つまらないことをボヤきました。反省して寝ることにします。