甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

鳥羽のお城の上から

2017年04月14日 21時34分52秒 | 三重・熊野さんぽ
 先週、妻と鳥羽へ電車で出かけました。不思議と鳥羽には電車で行くことになります。クルマで行っても、駐車場代を取られるし、それがなんとなく納得がいかなくて、ついついクルマだと遠ざかってしまう。どうしてなのかなあ。クルマだったら、素通りするか、避けて通るかのどっちかで、どうしても鳥羽に行きたいという気持ちになりません。

 鳥羽って、昔はものすごい観光地だったそうです。大型客船は来るし、たくさんの観光客が訪れたといいます。でも、今はあまりみんなに注目されていない。ヘンピな観光地、行き止まりのさびれたところみたいになっている。

 お城だって、九鬼水軍の本拠地で、九鬼水軍の総大将の嘉隆(よしたか)さんが、海を見下ろす小高いところにお城を築いたそうです。なかなかの立地で、海は見渡せますし、海から攻めて行くにも適切な場所にあったのだと思われます。

 一番の展望の開けたところにある少し大きなサクラが、嘉隆桜と名前をつけられて、みんなからチヤホヤされているようです。でも、まだまだ若い木みたいで、もう少し時間が必要です。

 お城に植えられたソメイヨシノは、鳥羽がさびれた時に少しずつ植えられていったのかもしれない。それ以前は、戦略的に大事であったり、学校の敷地として利用されていたようです。かなり高いところの広場みたいなところが運動場のようです。



 鳥羽小学校は、重要文化財に指定されているそうです。昔うちの奥さんがここを借りてイベントをしたそうですが、今はあまり利用されていないようでした。もっと活用方法はあると思われますが、今はただ津波の避難場所のようになっている。とてももったいない気がしました。



 鳥羽の港から、伊良湖岬に向けて伊勢湾フェリーは出て行きました。伊勢湾の入り口のところを行ったり来たりしているようです。私は、もう4年前に乗ったきりで、全然利用していません。これまたもったいない。

 まあ、七千円近くの運賃が少しくじけてしまいますね。高速で向こうに行けてしまうし、渥美半島に着いても、あまり楽しいことがありませんでした。よほどの藤村ファンか、メロン好きでなくては、なかなか行けない感じです。



 伊勢志摩ライナーがやって来ました。これは鳥羽で見るからこそ、なんだかありがたみを感じます。はるばる近鉄でここまで来たぞ、少し遠かったぞと、乗ったらわかるんだろうけど、私には乗る理由がありません。クルマでカンタンに来られるし、来ても行きたいところがなくって……。

 でも、この眺望はステキです。



 水族館の横を抜けて、サミットで少しだけ有名になった賢島をめざしていきます。ここは大きくカーブするところなので、特急もゆっくり大きな音を立てて走っていきます。



 そんな日曜日でした。いつもホイホイほっつき歩いています。おうちの中はゴチャゴチャです。落ち着いて片付けしないといけないです。明日はちゃんと片付けするのかなあ。



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