昨日、夕方に帰って来る時、東の空の下の方から満月が出ていました。
たまたま奥さんと二人でクルマに乗ってたから、奥さんは、「どれ、月を撮ってみよう」と、信号待ちとか、高架の上とか、あれこれチャンスをつかまえようとしていました。
昨日は、遠くに出かけたから、その延長で、写真モードになっていて、お月さんを撮ろうとしたんですね。普段は、そんなにガムシャラじゃないんですけど、たまたまそうなっていた。というか、それくらい出てきたばかりのお月さんが赤くて、それをつかまえたかったのかな。
それから十二時間くらい、ずっと空にクールに輝いていたお月さんは、五時過ぎに起きた時には西の空の、家々の屋根の上にあったんですが、今見たらもういませんでした。
五時過ぎに東の空から出てきたばかりの金星、宵の明星も、見えなくなりました。明るくなってきました。
お月さんも十二時間勤務してたんですね。
いや、そうではないな。ずっと淡々と空の動きの中にあっただけであって、勤務する感覚ではないですね。人間のように見ることが失礼かな。
ですけれど、お月さんに、自分たちと同じであってほしいと思う気持ちが、ずっと空で輝いてくれて、私たちの時間を見守ってくれて、ありがとう、というのにつながるのかな。
昨夜、ショーン・コネリーさんが亡くなったというのをヤフーニュースで知りました。ご冥福を祈ることをつい忘れて、そのまま寝てしまったけれど、考えてみれば、ものすごくいろんなキャリアを積んだ、すごい俳優さんでした。007だけではないし、ヒョイと出るだけで、そこに独自の空間を作れる、味のある俳優さんだったんですね。
今日、チャンスがあれば、ショーン・コネリーさんの映画でも見てみましょう。そして、お祈りできるような、私の心のゆとりが欲しいなあ。
お昼までは、大学生たちが名古屋の熱田神宮から、伊勢神宮まで走っているだろうし、うちの近くを通り抜けていくことでしょう。沿道に旗振りに行くかな。
実家の方では、都構想の住民投票があるみたいです。あの人たち、何度も何度も住民を巻き込もうとするけれど、それで何がしたいというんでしょう。そんなことを誰が考えたんだか、そんなので引っ掻き回されて、大阪の人々がかわいそうです。
大阪独自の道があるのに、変な対抗意識というのか、あの人たちのウラの取引がありそうで、信用できない人たちだと私は見ています。
大阪市という自治体がなくなるのか、私は住民ではないけど、とても心配です。