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貴乃花親方のやり方、イマイチ私たちにはわかりません。でも、テレビでチラッと見る彼の表情は、すでに悪役の顔です。力士として個人の力を信じてどこまでも自分の道を進むという時にはよかったのかもしれないけれど、組織として大きな集団の中で見ると、わがままを通そうとしていろいろな材料を探しているように見えます。そういう時には、自分の弟子であっても、利用できるところまで利用して、ここだというところで使おうとでも思っているんだろうか。
あんなに現役の時、世の中にちやほやされた彼は、いったいどうしてしまったんだろう。まあ、私は現役の時から彼もお兄ちゃんももてはやされすぎで、一度も応援したことがありませんでした。彼らが現役の時、誰を応援していたことやら……。
お父さんはあんなにかっこよくて、粋で、たくましかったのに、息子さんたちは、兄弟仲も悪く、奥さんもあまりいい人には見えず、残念な現在です。
そもそもモンゴル人力士たちの集会なんて、そういうのが日々行われ、結束を固めようとしていたなんて、寝耳に水でした。彼らは日本にとけ込んでいるように見えて、それなりに疎外感があって、いつもみんなで集まって情報交換や不満の出し合いでもしていたんでしょう。
日本に暮らす外国人は、疎外感が多いんでしょう。何しろ日本人はお客さんと見ているし、いつでも出て行ってという目で見ているのが感じられるんでしょう。それで、日本人力士を投げ飛ばす痛快さを彼らは日々感じていた。それを集まって共有し合っていた。
相撲界だけじゃなくて、日本の中に住む外国人の現状なんでしょう。これは日本人が考え直して行かなきゃいけません。それをするためには外圧か、クールな政治が必要です。でも、たぶんできないでしょう。
となると、少しでも、私たちのまわりで、外国人を自分たちの社会に取り込んでいくささやかな努力が必要です。私にそれができるのか、ゲストハウスをカゴシマに作りたいという夢はありましたが、これは夢で終わるかな。残念です。そんなインターナショナルなこと、できないですね。
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明日は古本市です。奥さんはわりと準備に熱心です。彼女は、やるとなったらとことんやる人ですからね。あれこれと私の本にも値段をつけてくれています。そうしないと、私たちはなかなか進まないから、彼女はそうするんでしょう。
そして、私は、まるで他人事のように見て、彼女のするがままに任せてしまう。かくして彼女のストレスがたまり、爆発してしまう。どうして自分から進んでやれないんだろう。私って、どんくさいし、自分のことなのに、もたもたしています。今までそういうのを見るに見かねて助けてくれた人がたくさんいたように思います。
きっと母もそういう人だったような気がします。そうなると、私は言いなりで、ロボットとしてやってたんだろうな。情けない話です。いつになったら、自分の道を自分で歩けるんでしょう。1人でどこかに行くのなら、自分で準備できるんだろうか。それも怪しいですね。
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下書きをした記事もありましたが、自分の反省を書かないことには前に進めないので、身辺雑記を書きました。申し訳ありません。
短歌にチャレンジしてみますか。
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1 知らぬ間に月は出ていて私どもすぐに帰宅し語らいもせず
いかんなあ。今のダメダメ生活そのままです。話にならないです。
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2 黄葉のかなたに月のほの見えて家へ帰ると連絡もする
これも最近はちゃんとできていないことを書きました。ああ、うそばっかりを書いてる。ちかごろこういうトワイライトに帰宅できてないです。
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