千歳市の水族館に行って来ました。海で大きくなり、やっと帰って来たサケたちをライブで見ることができました。
千歳市にお泊りした私は、千歳川のインディアン水車というのを見に行きました。千歳駅から歩いて10分ほどのところに、道の駅と水族館が設定されています。
名前は気になるけど、インディアン水車は水を運ぶのではなくて、鉄のカゴが回ると、流れをせき止められているので、殺到しているサケたちが順番にからめ取られてしまい、係りの人たちにイケスに入れられ、ある程度になったら、トラックに運ばれていました。
サケたちは北の海をめぐり、わざわざ石狩湾まで戻り、川を70kmも上って来たのです。ふるさとの水を憶えていたのです。できれば、最上流の支笏湖まで行かせてあげたいけど、それをさせないのが人間なんでしょう。みんな捕まえてしまう。
せきを越える猛者のサケもいました。でもその先には網があって、やはり跳ね返されてしまっていた。
アイヌの人たちは、これは自分たちの分、それはクマたちの分、あれは神さまの分と、ものすごくわきまえてサケをいただいていたそうですけど、和人は違うみたいです。
私は「効率・合理的・経済的」というのではなくて、少しだけ抜けたところがあればなぁと思いましたけど、甘い考えなんでしょうね。