月曜の夜、たまにはビールでも飲むか、それとも胃腸もイマイチだから、お酒はお休みにするか、悩んだ結果、黒糖焼酎のお湯割りにしました。ストーブでわかしたお湯だったので、熱さが足りなくて、なんだかまなぬるいお湯割りになってしまいました。もっとチンチンに湧かせばよかったのにね。
それにしても、胃腸はよかったんでしょうか。今朝なんてジャムパン1つでお仕事に出かけたんですけど、ああ、赤福餅とあんまきも食べましたね。朝からそんな甘いものばかり食べるから、胃もわるくなったのかも……。とにかくしばらくは不調でした。
家に帰ってからも、ドヨーンとした肝臓の重みというのか、お腹全体の重力下がりで、ドョーンとしてしまうのです。でも、一時は焼酎で忘れてしまうのです。1杯しか飲まないし、1杯でほんわかした気分になります。しかも黒糖焼酎ですからね。気分は甘いのです。
それで、20時からNHKの「家族に乾杯」を見ました。木村佳乃さんがゲストで、大河ドラマ「真田丸」では幸村さんのお姉さん役だそうで、その関係で幸村さんとそのお父さんが十数年幽閉されていた和歌山の九度山町へ来たようでした。
撮影は11月中旬で、柿の季節だったそうです。富有柿がたくさん取れるそうで、クズ柿は家の前に持っていってくださいと置いてあるということでした。まさか、知らない人は来ないだろうし、知っている人同士のコミュニケーションの道具として柿があるらしい。
富有柿といえば、何だか高級品みたいな気分がありました。とてもわたしなんかが食べられないような、なんだかメロン的な高級感がありました。それが、三重県に来て二十数年で、特に柿は、富有柿なんか味がイマイチで食べたくない気分になりました。それよりも次郎柿のフルーティーさというのか、実質感というのか、素朴さというのか、とにかく、りんごのような甘さとすっぱさのミックスではない、いちこのような甘さと香りではない、繊維質も適度にあって、ゼリー感があって、酸っぱさはみじんもなくて、人を裏切らない、まじめさというのか、とにかく次郎柿が好きになりました。
それで、テレビを見ていて、あんなにテレビの中の人たちは柿を自由に扱っているけれど、私はあと何ヶ月も柿を口にすることはできないのだと思うと、悲しくなったのでした。自然に目の前からいなくなったので、すっかり忘れていたのに、いざテレビで見たら、食べられない今がすごく悲しい、さびしい気分になってしまいました。まあ、あと十ヶ月ほど我慢したら、おいしい柿が食べられますか。
柿は、缶詰にもできないし、干し柿はあるけれど、あれはそういうお菓子みたいなものだし、後味がサクッとしないので、やはり干し柿ではダメですから、もうすっかり忘れて辛抱するしかありません。
さて、そのテレビの中で、鶴瓶さんをタブレットで写真を撮っていたお姉さんみたいな、オバサンみたいな人がいました。どうやら雑貨屋さんの人みたいでした。それからすぐ雑貨屋さんの老夫婦が現れ、鶴瓶さんと佳乃さんとにインタビューしてもらって、それなりの関係を築いてきたのだなと思われました。ここのお店は80年やっているそうで、旦那さんは83かの誕生日だったそうです。
それでさっきの女の人は、次女さんだそうで、お店を任されているというのです。そして、ご結婚はというと、されていないということでした。それがザンネンだった。まじめに親と一緒に暮らし、家業を継いでやっているけれど、そのあとの継ぎ手がいないということでした。美人さんに見えたけれど、世の中には縁をつなぐ人がいないときもあるものだと思いました。
ふとふりかえると、私のまわりにもたくさんのそういう人たちがいるのです。どうしてこんなにまじめで、親思いで、家の仕事もついでコツコツやっているのに、そばについてあげる男はいなかったのかよ! と思いました。親も責任はあるけれど、本人も頑張ればよかっただろうけど、まわりの人たちが何とかしなきゃダメだろうと思いました。
ということは、私も、まわりの人で、結婚していない人たちを、つなげる働きしなきゃいかんなあ、余計なお世話かもしれないけれど、それは私たち中高年の責務なのかもという気がしました。
内容とは全く関係のない、雪の日の写真を貼り付けました。今は雨だけれど、適度に雪が降ってくれると、何でもない日常も、少しは変化が生まれて楽しいのに、と思いますが、自然はそう遊ばせてくれなくて、必死にならないと大変でもあるので、文句は言わず、あるがまま、雨でも、風が強くても、きれいな冬晴れでも、もう何だっていいです。
それにしても、胃腸はよかったんでしょうか。今朝なんてジャムパン1つでお仕事に出かけたんですけど、ああ、赤福餅とあんまきも食べましたね。朝からそんな甘いものばかり食べるから、胃もわるくなったのかも……。とにかくしばらくは不調でした。
家に帰ってからも、ドヨーンとした肝臓の重みというのか、お腹全体の重力下がりで、ドョーンとしてしまうのです。でも、一時は焼酎で忘れてしまうのです。1杯しか飲まないし、1杯でほんわかした気分になります。しかも黒糖焼酎ですからね。気分は甘いのです。
それで、20時からNHKの「家族に乾杯」を見ました。木村佳乃さんがゲストで、大河ドラマ「真田丸」では幸村さんのお姉さん役だそうで、その関係で幸村さんとそのお父さんが十数年幽閉されていた和歌山の九度山町へ来たようでした。
撮影は11月中旬で、柿の季節だったそうです。富有柿がたくさん取れるそうで、クズ柿は家の前に持っていってくださいと置いてあるということでした。まさか、知らない人は来ないだろうし、知っている人同士のコミュニケーションの道具として柿があるらしい。
富有柿といえば、何だか高級品みたいな気分がありました。とてもわたしなんかが食べられないような、なんだかメロン的な高級感がありました。それが、三重県に来て二十数年で、特に柿は、富有柿なんか味がイマイチで食べたくない気分になりました。それよりも次郎柿のフルーティーさというのか、実質感というのか、素朴さというのか、とにかく、りんごのような甘さとすっぱさのミックスではない、いちこのような甘さと香りではない、繊維質も適度にあって、ゼリー感があって、酸っぱさはみじんもなくて、人を裏切らない、まじめさというのか、とにかく次郎柿が好きになりました。
それで、テレビを見ていて、あんなにテレビの中の人たちは柿を自由に扱っているけれど、私はあと何ヶ月も柿を口にすることはできないのだと思うと、悲しくなったのでした。自然に目の前からいなくなったので、すっかり忘れていたのに、いざテレビで見たら、食べられない今がすごく悲しい、さびしい気分になってしまいました。まあ、あと十ヶ月ほど我慢したら、おいしい柿が食べられますか。
柿は、缶詰にもできないし、干し柿はあるけれど、あれはそういうお菓子みたいなものだし、後味がサクッとしないので、やはり干し柿ではダメですから、もうすっかり忘れて辛抱するしかありません。
さて、そのテレビの中で、鶴瓶さんをタブレットで写真を撮っていたお姉さんみたいな、オバサンみたいな人がいました。どうやら雑貨屋さんの人みたいでした。それからすぐ雑貨屋さんの老夫婦が現れ、鶴瓶さんと佳乃さんとにインタビューしてもらって、それなりの関係を築いてきたのだなと思われました。ここのお店は80年やっているそうで、旦那さんは83かの誕生日だったそうです。
それでさっきの女の人は、次女さんだそうで、お店を任されているというのです。そして、ご結婚はというと、されていないということでした。それがザンネンだった。まじめに親と一緒に暮らし、家業を継いでやっているけれど、そのあとの継ぎ手がいないということでした。美人さんに見えたけれど、世の中には縁をつなぐ人がいないときもあるものだと思いました。
ふとふりかえると、私のまわりにもたくさんのそういう人たちがいるのです。どうしてこんなにまじめで、親思いで、家の仕事もついでコツコツやっているのに、そばについてあげる男はいなかったのかよ! と思いました。親も責任はあるけれど、本人も頑張ればよかっただろうけど、まわりの人たちが何とかしなきゃダメだろうと思いました。
ということは、私も、まわりの人で、結婚していない人たちを、つなげる働きしなきゃいかんなあ、余計なお世話かもしれないけれど、それは私たち中高年の責務なのかもという気がしました。
内容とは全く関係のない、雪の日の写真を貼り付けました。今は雨だけれど、適度に雪が降ってくれると、何でもない日常も、少しは変化が生まれて楽しいのに、と思いますが、自然はそう遊ばせてくれなくて、必死にならないと大変でもあるので、文句は言わず、あるがまま、雨でも、風が強くても、きれいな冬晴れでも、もう何だっていいです。