このピンボケ写真は、窓辺の紙ねんどで作られたねこを撮ったものです。
今使っているカメラは、まだそんなに慣れてなくて、行き当たりばったりで撮ってますから、あとで気づいてみるとピンボケになってたりすることがあります。
でも、何だか本物のネコたちが遊んでいる一瞬をとらえたような一枚に見えてきませんか。
言い訳みたいなこと書いてるけど、そう見えなくもないかなと思います(私だけかもしれないけど)。
草花を撮ることが最近は多くなりました。どこにも行かないし、外に行くのは、世の中では割と普通になっているようです。都会の人たちはあれこれと日々チャレンジしているようです。毎日が電車通勤の人にしてみれば、「田舎ものは何を言ってんだか」とおっしゃるだろうと納得します。
でも、もう無気力に慣れて、ションボリする日常が多くて、気持ちが外に向きません。そんな私に、いつ外に向かう気持ちが起きるのか、私は試されている気がします。このままいけば、無気力廃人であるのは確かです。外に出歩いてナンボの私のはずな(だった)のに、どこにも行けていない。
とはいうものの、実は細部や身近な世界の中にいろいろと楽しいことのタネはある気がします。
自分の内側を見つめて、楽しいことを発掘していくしかありません。誰からも攻められているわけではないので、外に出て行くか、内側を探るか、人と出会うか、そういうこをしながら、楽しいことを見つけるしかないようです。
1 五月晴れ吉野神宮坂の上
2 雨上がりアユ釣りの客まだ見えず
3 片隅のハマヒルガオに風はなし
* ねんどねこは、うちの奥さんの作品です。大したもんです。うらやましい。