今の時期、いろんな花が咲くようです。そりゃ、花だって時期が来れば咲きますけど、みんな白い花をつけて、
「さあ、これから暑くなりますよ。気を付けてください。水分補給もしなきゃダメですよ。もちろん、花にも水やりを忘れてはいけません。
何だか心がポッカリしてる時があれば、立ち止まって花でも見なさい。混雑の中に割り込んで、いろんなバラをあれやこれやと写真撮るだけなんて、そんなのはやめてください。何にもなりませんよ。コロナになるだけだ。」
花が言ってるんじゃなくて、自分が言ってるだけかもしれない……。
中でも、カモミールは本当に好きでした。でも、うちの庭には小さいのがひとつだけあったそうで、昔咲いてた花たちの子孫はいなくなりました。
代わりに、ドクダミ、ミント、リクニスなどが盛んです。
家のまわりに、建物に沿うようにドクダミは生えてきました。白くてかわいらしい花です。カモミールと同じように真ん中にトンガリがあって、葉の形はだいぶ違うけれど、水滴つけたりして、みずみずしさはものすごく感じさせてくれます。
お茶にしたり、入浴剤にしたり、ケガの時の塗布薬にしたり、万能の草花です。早く収穫しないといけない。
最後に、レースフラワー。二十センチくらいの花の世界が広がっています。アリたちがここで変てこな虫を連れて来て、草から養分を採取させているようです。アリはちゃんとした意図をもって、そのような集団作業ができるからたいしたものです。でも、できるならば、花は花として咲かせてほしいんだけど、アリたちにはアリたちの生活がかかっていますか。
面白い花をつけてたので、表紙にしてみました!