甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

志摩マリンランド休園 2021.3.31

2021年03月31日 20時48分20秒 | 海と水辺と船と

 こちらは2016年の秋、志摩半島の方へドライブに行った時の写真です。しばらくあちらの方へ行くことがないですね。

 せっかく出かけて行っても、とどまるところがないのです。温泉もありますが、あまり効能はなさそうです。海産物を食べさせるところ、昔は探しましたが、いいお店に出会わなくて、もう諦めました。風景は、まあまあだけど、その中で何ができるの? というと、この横山展望台だけがステキで、あとはどれも似たようなものだし、お金をとることばかり考えてて、お客さんを歓ばせてくれることはありません。釣りかグルメか、サーフィンをしない人には、まるで魅力のないところでした。

 そんなこと、言いきっていいのかどうか? どこかに魅力はあると思うんだけど、漁師町を訪ねるとか、岬の灯台を見るとか、黒潮に接するとか、何か関わり方があると思うんだけど、三重県民なのに、こちらには行かなくなりました。
(ご当地キャラのタイミーの後ろ姿です。鯛は名物?)

 それなのに、近鉄は伊勢市から、鳥羽市を経由して志摩半島の南東端の賢島まで線路を伸ばしています。特急だって走らせています。ホテルだって、あれこれ作っています。

 賢島駅のすぐそばには、志摩マリンランドという水族館も運営していました。1970年から51年も営業してきたそうです。

 うちは、2回ほど行ったことがありました。

 触れ合えるペンギンも魅力的でしたけど、水族館の一番最後に大きなマンボウ水槽があって、そこに何匹かのマンボウがいました。

 今思うと、せっかくそういう存在がいるんだったら、大阪の海遊館みたいに、メインの水槽で泳がせてあげたら、そこにまずお客さんを入れて、ビックリさせてから、他の水槽を見てもらうという演出も可能だったと思うんだけど、それは最近の流れで、51年前は、身近な魚や貝・カニ・ヒトデなどに触れ合ってから、少しずつ魚たちの世界に入り、志摩なので海女さんの実演を水槽で見せて、フィナーレがマンボウ水槽、そういう順番だったようです。


 施設は老朽化し、伊勢志摩サミットみたいなのが賢島で開かれましたが、それも警備がしやすいから、ということで、ものものしく行われた割に、県民には何のメリットもなくて、県税の浪費があったのかもしれず、どうして伊勢だったのかなあと思わざるを得ません。


 うちの子が小さい時、水族館が好きで、鳥羽水族館、二見シーパラダイスと、行ったことがありました。

 鳥羽は大きなところで、テレビでも取り上げられたり、亡くなった千石先生がよく来られたりしたところでした。二見は、お参りには行くけれど、シーパラ(シーパラダイス)は、一度行っただけなんだろうか。


 そして、時代は流れて、マリンランドは近鉄グループなので、いろいろと縮小しなければならず、休園ということになりました。廃園ではないのは、復活の可能性があるからだけれど、近鉄グループにそんな勢いは期待できないし、いつか魚たちもみんないなくなるのでしょう。

 それでいいとも思わないし、できたら復活して欲しいし、海の生き物のヌイグルミが好きなうちの子なんて、そこでアザラシも、マンボウも買ったというのに、もう買ったところがなくなるなんて、それも仕方がないことなんでしょうね。

 ただ、ションボリするだけですね。水族館、どうしたら活性化できるんだろう。クラゲで人気になったところとか、深海魚だけにシフトしたところとか、いろんなあり方があるのでしょう。

 伊勢志摩は? ペンギンも、ラッコも要らないから、マンボウと、マグロと、イセエビと、アワビと、地元の海にシフトしたもの、作れないかな。魅力ないかな。

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