村上春樹さんの『騎士団長殺し』、第1巻の半分くらいまできました。昨日など、本を読んでいて少しだけ夜更かししました。
主人公が妻から離婚を宣告されて、クルマでたった1人、行く当てもなく放浪の旅に出ます。1ヶ月ほどしてお金もなくなり、クルマも壊れて帰ってきて、大学時代の友人を頼ると、彼が小田原の山の上にある父親のアトリエに管理人として住まわせてくれて、ここで暮らすようになります。ついでにアルバイト先として絵画教室の先生の仕事も紹介してくれて、そこの生徒さんである2人の人妻と出会います。この2人との恋愛は、それほど重要ではないのかなと思っています。盛り上げるためのオマケみたいなものかな。
やがて、肖像を描くことを仕事にしていた主人公のところに、どうしてもあなたに描いてほしいという依頼が来て、主人公はお金も必要なことではあり、引き受けることになります。
絵や肖像画に関して、主人公のこだわり、友人の話など、絵や音楽など、いろんな文化的な話題があって、これがあるから村上春樹さんのフォロワーは、それと同じものが味わいたくて、あれこれ探すようになるのですよね。
これから先、どんなことが起こるのか、それはまだ始まりに過ぎないということなので、新たな展開があるんでしょう。
それにしても、村上春樹さんの作品の1つのおもしろさは、主人公たちの語りでした。
さあ、次は私、今度はあなたと、みんながとっておきの話をするので、読者としてはそれを受け止めるのがまず楽しいわけで、私は、よくぞ、あれこれ語れるなあと感心するのです。
主人公の生い立ちが語られ、父親は自分を認めてくれず、母親は……どうだったかな。そして、妹さんがいたのですが、彼女が十二歳のとき、心臓の病気で急死してしまい、それから家族はバラバラになったなどと語られたりします。ハルキさんの世界では、みんなが語りたがっている。
友人は、父親が日本画家で有名な方なのですが、今は認知症かで施設に入っているという。ウイーンに絵の勉強に行ったのだけれど、そこで何があったのかわからないけれど、西洋の油絵の勉強に来ていたその人は帰国してから、猛然と日本画家になった。それはなぜなのか不明で……、屋根裏からびっくりするような絵が見つかる。
ああ、これらはどのような展開を見せるのか、楽しみではあります。でも、なかなか前に進めない。少しずつしか私には進むことができないのです。
そして、ここへ来て、その友人の父の家の敷地の中からミイラが出るかもしれなくなりました。それにからんでいるのは、主人公に肖像画を依頼してきた独身のお金持ちで、やはりこの人との交流の中で、少しずつお互いが語り合ったりします。
ストーリーに関係のあることなのか、おもしろいような、どうでもいいような、身の上話が進んでいきます。
春樹さんの小説って、ある程度の長さがあるんですが、それぞれのキャラが場を見つけて語ってしまいますから、その話がふくらむ中でどんどん世界が広がって、どこへつながるのかわからなくなる部分があったりします。
私としては、てっとりばやく屋根裏の謎の絵と、敷地の中のミイラ騒ぎと、それらが解明されるとサッパリするんだけど、次から次と別の展開になっていくので、なかなかついて行けなくなる時もあります。
でも、少し頑張って読み続けています。毎日暑いけど、頑張ります。
あらすじを語ったはずなんですが、読み返してみると、わけがわかりませんね。何しろ途中ですからね、要領を得ません。とにかく頑張ります。
主人公が妻から離婚を宣告されて、クルマでたった1人、行く当てもなく放浪の旅に出ます。1ヶ月ほどしてお金もなくなり、クルマも壊れて帰ってきて、大学時代の友人を頼ると、彼が小田原の山の上にある父親のアトリエに管理人として住まわせてくれて、ここで暮らすようになります。ついでにアルバイト先として絵画教室の先生の仕事も紹介してくれて、そこの生徒さんである2人の人妻と出会います。この2人との恋愛は、それほど重要ではないのかなと思っています。盛り上げるためのオマケみたいなものかな。
やがて、肖像を描くことを仕事にしていた主人公のところに、どうしてもあなたに描いてほしいという依頼が来て、主人公はお金も必要なことではあり、引き受けることになります。
絵や肖像画に関して、主人公のこだわり、友人の話など、絵や音楽など、いろんな文化的な話題があって、これがあるから村上春樹さんのフォロワーは、それと同じものが味わいたくて、あれこれ探すようになるのですよね。
これから先、どんなことが起こるのか、それはまだ始まりに過ぎないということなので、新たな展開があるんでしょう。
それにしても、村上春樹さんの作品の1つのおもしろさは、主人公たちの語りでした。
さあ、次は私、今度はあなたと、みんながとっておきの話をするので、読者としてはそれを受け止めるのがまず楽しいわけで、私は、よくぞ、あれこれ語れるなあと感心するのです。
主人公の生い立ちが語られ、父親は自分を認めてくれず、母親は……どうだったかな。そして、妹さんがいたのですが、彼女が十二歳のとき、心臓の病気で急死してしまい、それから家族はバラバラになったなどと語られたりします。ハルキさんの世界では、みんなが語りたがっている。
友人は、父親が日本画家で有名な方なのですが、今は認知症かで施設に入っているという。ウイーンに絵の勉強に行ったのだけれど、そこで何があったのかわからないけれど、西洋の油絵の勉強に来ていたその人は帰国してから、猛然と日本画家になった。それはなぜなのか不明で……、屋根裏からびっくりするような絵が見つかる。
ああ、これらはどのような展開を見せるのか、楽しみではあります。でも、なかなか前に進めない。少しずつしか私には進むことができないのです。
そして、ここへ来て、その友人の父の家の敷地の中からミイラが出るかもしれなくなりました。それにからんでいるのは、主人公に肖像画を依頼してきた独身のお金持ちで、やはりこの人との交流の中で、少しずつお互いが語り合ったりします。
ストーリーに関係のあることなのか、おもしろいような、どうでもいいような、身の上話が進んでいきます。
春樹さんの小説って、ある程度の長さがあるんですが、それぞれのキャラが場を見つけて語ってしまいますから、その話がふくらむ中でどんどん世界が広がって、どこへつながるのかわからなくなる部分があったりします。
私としては、てっとりばやく屋根裏の謎の絵と、敷地の中のミイラ騒ぎと、それらが解明されるとサッパリするんだけど、次から次と別の展開になっていくので、なかなかついて行けなくなる時もあります。
でも、少し頑張って読み続けています。毎日暑いけど、頑張ります。
あらすじを語ったはずなんですが、読み返してみると、わけがわかりませんね。何しろ途中ですからね、要領を得ません。とにかく頑張ります。