この巨大な要塞の下には、いろんなメカやキャラクターが眠っていて、いつでも私たちをビックリさせてくれるはずです。
どんなキャラクターがいるんだろう。
私の今までの取材活動の中から探してみます。いつ、どこに飛び出ていくんだろうね。
こちらは、口の中にスイッチがあって、秘密の入り口へのドアを見せてくれます。まさか、こんなところにスイッチがあるとはなあ、おそれ多いし、みんな手出しできないでしょう。
地下の巨大宮殿の中には、自転車のオバチャン(彼女は組織の大幹部)、ぼんやりと歩いているオヤジ、彼はコックさんで、食材を取りに行くところです。
この顔の柱は、組織の親分たちで、実際の顔は見られないんだけれど、こんな顔の中から声がして、命令が出されています。
組織は何を狙っているんだろう。世界平和か? 地球の環境整備か? それとも、野生動物たちを助けるのか? あまり組織としても、うまく成果は上げられていないけれど、日々隠れて努力はしているつもりなんです。
怪しい雲行きです。信号灯から何か指示が出ているようです。出動なんだろうか?
あれ、このお姉さんはどうして裸なんだろう。ここは秘密の組織のはずだったんだけど、お風呂だったの? そんなわけないよね?
このエネルギー充填装置を使い、嵐吹き荒れる世の中へ出ていくしかないのです。
世界は混乱と停滞、安逸と電子革命に追われている。穏やかに毎日を過ごす。のんびりゴハンを食べるとか、家族みんなでゴハンを食べるなんて、そんなの夢のまた夢になっているんだ。
さあ、仲間を呼んで、この世界に立ち向かうしかない。ひとりでできないことも、仲間がいればできることもあるではないか!
まだ嵐は止まない。ずっとこのままだろう。水を止め、風は吹かせ、山は静めたらいい。人は、祈らせるしかないぞ。
さあ、行きましょう。みんなで手を携えて、みんなの力を結集しましょう。
そうだ。行こう!
みんなで、この世界の有耶無耶を自然なものにして、不自然をなくし、小賢しい才智を無力化して、人々の自然な気持ちを奮い立たせていこう!
変てこな情報カードもいらない! ヤツらが儲けるためだけにあるなんて、本末転倒というか、まず最初にヤツらの利権があったんだろうな。バカみたいだな。
そんな大事な、怖いカードを誰が持ち出せるでしょう。全財産を抜き取る魔法のカードを作ろうとしているんだな。せこいヤツらだ。