
背の低いおうちだけど、たくさん柱を使ったこじゃれた感じのつくりだなと、遠目に見ていたおうちがありました。
それが、なんと外側はガルバニウムで覆ったソーラーになった、というのを書いたような気がします。いよいよ新しいソーラーがまた建つんだな。たしかにお家みたいにしたら、中の機械とかも守られるだろうし、大工さんもいい仕事になるし、除草剤をまかなくてもいいし、管理が楽なんでしょう。次から次と新しいソーラーのおうちみたいなのができています。
私たちは、どこに向かっているのか。
来年はラグビーのワールドカップ、再来年はオリンピック、6年後には万博、そして今、沖縄県名護市では米軍の基地のために埋め立て工事が進んでいる。近いうちに埋め立ては完了してV字型の飛行場ができて、普天間基地は沖縄に返還されるんでしょう。
北方領土も作業が進んでいるはずだけど、プーチンさんがずっこけて平和条約や、領土問題はまた何も解決しないでしょう。
2045年とかにリニアモーターカーが大阪まで開通するという話ですけど、そうまでして東京に短時間で行く意味がわかりません。そんなに東京に行きたいのなら、みんなで関東圏に住めばいいんです。土地もあるし、便利だし、人は多いし、物価は高いし、給料も高いし、いいことばかりじゃないですか。
わざわざ落ち目の大阪につなげる意味はない。それよりはもっと関空を活発化させるとか、飛行機の値段を安くするとか、そちらを考えてもらいたい。
でも、大きなプロジェクトだから、国家全体で取り組んで、延々と作業は続けるでしょう。作る意味はないけれど、作ったら経済が発展するという理屈で作るだけで、みんなその効用なんて信じていないでしょう。

かくして関東だけが日本であり、他は関東の人たちが訪れてあげるための土地になっていくのかな。
少しは、関東生活に飽きて、飛び出る人もいるだろうけど、若いうちは、そりゃ、関東でもまれたいとかなんとか思うでしょうし、ビッグチャンスをつかむには、関東に行くしかないのかな。
私はひがんでなんかないのです。地方こそ、豊かでのんびりとした社会を作り、おだやかで若い人たちが生き生きと自分の可能性を伸ばせる土地を作りたいのです。
具体的には何のプランもないけれど、やがては関東から、東京圏からみんながゆとりや豊かさを求めて飛び出てくるのを受け止められる社会を作らなくてはならないと思うのです。
東京圏は永遠に発展するわけではないと思うのです。
福岡、広島、新潟、金沢、仙台、札幌、いろんなステキな町があります。
私はこれからもずっと三重県に住み続けたいのだけれど、さて、三重県はステキな町があるかなと振り返ると、これがなかなかキビシイ。
津市は、大きな町になってはみたものの、寄せ集めで、核がないのです。困りましたね。

何が書きたかったんだろう。とにかく、私の住む町って、ステキなところ、もう少し見つけられないかなと、自分の見つける努力がたりなくて、それでイライラしているのかもしれません。
そりゃ、余裕がないと、いいところも見つからないですね。
アンテナを高くして、いろんな人からお話聞いて、楽しい空間を作りたい。でも、できていない。それがもどかしいんだなあ。