サッカー日本代表のキャプテンだった長谷部誠さんは39歳になるらしい。キーパーなら40代もいたりするけど、たくさん走り込まなきゃいないフィールドの選手でこの年までやれるなんて、なかなか大したものだと思われます。
今もドイツのブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトで現役を続けておられるそうでした。日本に帰れば大歓迎されるはずなのに、引退までドイツで頑張るんでしょう。きっとたくさんの経験を積んで、それを次の世代に伝えてくれるはずです。彼はものすごく真面目だし、誰かのためにいつもみんなを動かすことを考えているような気がします。
それはサッカーにも通じるし、人の総体であるチームにも作用するし、まわりの人たちの生き方にも刺激を与えてくれるでしょう。
そんな彼が、朝日新聞にインタビューされて、語ったみたいです。[2023.8.24 朝日新聞]
年下のコーチがいて、あれこれ指示を出されたりすると、
「日本的な感覚だと年功序列があるかもしれないが、ドイツに来て長くなり、あまり気にならなくなった。コーチと選手。どちらが上というこもなく、結構、フランクに話す」
そりゃ、あれこれ選手はアドバイスされる立場です。年下のコーチであっても、割と素直に聞ける耳を持っているそうです。これは、簡単なようでなかなかできないことです。
でも、今までやって来た自信もあるから、後輩からアドバイスされたみたいな受け答えでやっていけるんでしょう。日本だったら、コーチが上で、選手はその指導の下にある、服従しなければならない、みたいなのがあるのに、長谷部さんは素直に聞く耳を持つ。
「あと、どう見ても彼らの方が老けている(笑)。(現役で)スポーツをやってるとピッチでよくしゃべって顔の皮膚もよく動かすから(自分の方が若く見える)。だから向こうが上くらいの感じで接している」
そうなんですね。いろいろとしゃべっていると、顔の筋肉を使うのか。私はどれだけ使っているだろう。ムスッとしてたり、ボーッとしてたり、あまり顔の筋肉を使ってないかもしれないな。よくない傾向です。
これからに向かって(来年の1月で40歳!)、
「いろいろな経験を積むと『これが正解』といった固定観念ができがち。そこは柔軟性を持って、いろいろな意見や視野を持たないといけないと常に思っている」
ずっと現役を続けるために、長谷部選手は、日々更新をしつつ、新しいものを取り入れてやっているらしい。常にフラットで、素直に聞き入れられる。
私は、そういう耳、態度を持ってる? いや、私は大いなる停滞ですから、日々停滞して、ウンザリしていますよ。それでは現役の社会人とは言えないな。日々現役をめざして、新たな気持ちになりたいです。
長谷部選手は、今もずっと戦ってたんですね。三浦カズ選手は、戦ってるのかな? あそこまでいくと、パフォーマンス勝負になるのかな。客寄せパンダかな? わからないね。見たことないんだもんな。1993年の時には頑張ってたけどなあ。