中島らもさんの才能が爆発してた時、「かまぼこ新聞」という広告のマンガがありました。広告主はカネテツというかまぼこメーカーでした。
大阪の子らは、みんなカネテツというと、昔は歌をうたえました。
♬ままごと遊びの母さんたちは、みぃんな、てっちゃん大好きよ。
てっちゃん、てっちゃん、カネテッちゃん、ちくわとかまぼこチョーダイな。
ヘイヘイ毎度、アリガトサン!
よくもまあ、古い歌を思い出しましたね。それから何年かして、カネテツデリカフーズになって、広告をらもさんに依頼したんでしょう。
そうしたら、てっちゃんとそのヤンキー風のお父さんというキャラが、おしゃべりでドラマを繰り広げていました。毎回、いろんな味で、私たちを楽しませてくれたんでした。
もうかなり昔ですね。新潮文庫で出てたなんて、またアマゾンで買わなくちゃ。
それと、しんべえくんはどういう関係ですか?
これは、うちの奥さんがご近所の学校の図書館ボランティアに何か月かごとに持っていく模造紙サイズの切り絵なんですけど、ジンベエザメは何年か前に一度取り上げて、再び同じテーマで縦型に構図を変えて、作成したものです。
私も才能があれば、じんべえくんとマンタくんとグルクンたちがおしゃべりする物語を作れたら、それを動画に仕立てるのに、よほど構成を考え、キャラの構想を練って、お話作らないといけないんですね。
簡単にできるようで、簡単ではないと思いますし、ずっと続けていくには、それなりにキャラを確立しなくてはなりません。
まあ、無理かもしれない。でも、物語へのあこがれはあります。おしゃべりが下手な私が、物語なんて作れないけど、でも、やってみたいんです。